パワフルばあばは元いじめられっ子
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隅波満子著
ISBNコード:ISBN978-4-947767-17-2
判型/頁:A5判 104ページ 並製
発売日:2020年1月27日
パワフルばあばは元いじめられっ子
定価:1,100円(本体1,000円+税)
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■本書の内容
隅波満子さん(82歳・2020年1月現在)は7歳のときに、父親が猟銃で自殺するという衝撃的な体験をされました。その後、父親の遺言で遠縁の男の子が一緒に暮らすようになり、中学卒業後2日でその子と結婚式をあげるなど、波瀾万丈の人生を歩まれています。しかし、隅さんが人生のなかで一番辛かったのは、背の高さをからかわれ続けた中学時代で、「死にたい」とまで思ったそうです。それでも、その後、背の高さを生かした社交ダンスなどを楽しみ、「生きていてよかった、いい人生だった」と振り返ります。
つらいことの後には、いいことがある
貧乏の後には豊かさがある
悲しみの後には、楽しさがある
不便のあとには便利がある
―――――(本文81ページより)―
というメッセージは、80代の隅さんがおっしゃるからこその説得力があります。
隅さんは「いま苦しんでいる子供たちにも、辛抱すればやがていいことがあると伝えたい」と、自分の体験を本にし、周南市内の小中学校(41校)に寄贈されました。
☆ロゼッタストーンでは、隅さんの本を山口県内の他の小中学校にも寄贈するキャンペーンを始めました。 本の売上金と寄付金で、山口県内のすべての小中学校(周南市をのぞく430校)への寄贈をめざします。印刷に必要な最低限の部数(100冊分)を刷れる印刷費用が集まったら増刷して、周南市に近い市町村の学校から寄贈していきます。ご協力いただける方はご連絡ください。(TEL:0833-57-5254 担当:弘中)
■目次
- ある日、父が自殺した
- なぜ父は死を選んだのか
- 喜びのセーラー服が喪服に
- 生きるための母の死闘
- 知らない男の子がいきなり家族に
- 晃ちゃんが「ほぼらをふった」
- 中学までは往復二十キロ
- 「電信棒」といじめられ…
- 中学卒業から二日で結婚式
- 新婚は妊娠ではじまる
- いじめに負けるな
- 苦労の連続だった母の人生
- あっぱれ! 二十五歳の「助産父」
- 小さいが眺め抜群のマイホーム
- 「背の高さ」が生きた社交ダンス
- 三十八歳でおばあちゃんに
- 五十年連れ添った夫との別れ
- 猫が畑仕事の相棒
- 七十歳で歌舞伎を始める
- さよなら、社交ダンス
- 相変わらずさみしい胸
- 責任。誰が? どこが?
- 平成から令和へ。骨折そして入院
- いじめからの逆転人生 ―舞台を楽しむ―
- 川
- 母と私 三女・隅あき子
■著者プロフィール
隅 波満子(すみ はまこ)
昭和12年5月27日、山口県玖珂郡(現岩国市)錦町広瀬生まれ。昭和28年、中学卒業後すぐに結婚。クリーニング店に勤めながら、3人の娘を育てた。現在、周南市大島で三女一家と暮らしている。
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