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第13回テーマ : 「選択的夫婦別姓制度」に賛成ですか?

夫婦がそれぞれ別の姓をなのることができるという「選択的夫婦別姓制度」。昨年8月に公表された政府の世論調査では、賛成する人が反対する人を初めてうわまわり、話題になりました。

グラフそこで、ロゼッタストーンでもこの制度の是非を聞いてみたところ、なんと62.6%の人が「賛成」。インターネットでの調査なので若い人が多いからか、それとも女性の回答率が高いからか……。でも、時代の流れは、確実に「別姓」へと向かっているようです。

※注:「選択的夫婦別姓制度」は、「別姓」をなのりたい人がなのれるという制度で、「別姓」を強制するものではありません。


Last update:23 April 2002
賛成です。
同姓でなければ!という方は同姓にすればいいことです。 よく夫婦別姓は家族の絆が弱くなるという別姓反対意見を聞きますが、別姓の方がお互いを尊重し合えると思います。
だいたい多くの女性(少なくとも私の周り)は「嫁」「ダンナの付属品」になりたくないと思っているのだから、別姓を認めるべき!! 私的には夫婦別姓を認めた方が晩婚化、少子化にもよい影響がでると思ってるのですが。。。
[ペンネーム] まり(30代・女性・パート・アルバイト)

賛成です。
書き込みにはいくつか問題点が混在していると思ったので、思いついたことを書きます。
○事実婚夫婦は別姓法案を待っている というわけではない人もたくさんいます。通っても通らなくても、お役所になぜ届けなくてはいけない?と疑問を持つ人もいます。で、それは人それぞれだからどうこう言うことじゃないと思う。どんな考えの人も、基本的な公共サービスが受けられるのが平等ではないかと思います。少数意見も含めて、もろもろ不公平でない制度になればいいなあと思います。っていうか、なぜ多数派意見にすべてを合わせなくちゃいけないの?
○苗字が一緒になること、一体感 苗字はアイデンティティ。替えたくない。そういう場合は、女性の姓を選ぶべく、夫となる人と話し合いしてもよいと思います。自分の経験でいうと、実際、私はそうでした。彼にはあまりこだわりがなかったので、すんなりと。だからカンタンにできたのかもですが。これも、「普通じゃない」と驚かれるのが不思議です。どっちでもいいと、すでに決まっている制度なのに。
○子どもの苗字 複数の子どもが別々の苗字になることにつついて、いじめの対象に……などとありましたが、30年近く前、自分の子ども時代も友人で、兄弟で苗字違う人がいたけど、ふーんという感じでした。なぜそんなことがいじめの対象になるかわかりません。「親なし子、やーいやーい」といった片親いじめのイメージのように、30代以上くらいの人たちのあたまにしみついている、偏ったイメージだと最近思います。今の子、もっと優しいですよ。そんないじめ方したら、そのこの方がいじめられちゃうとおもう。
すでに実際、片親、再婚、事実婚、外国人の子だって、周りにたくさんいる環境にいるのが、今の子です。昭和40年以前のいじめっ子ばかりイメージしている気がするんですが。
○別姓法案に対して 別姓でOKとなっても、届をする、つまり離婚はいろいろ 面倒くさい手続きがいるわけですよね。 わたし、いま別居中ですが、 二度と婚姻届なんて出したいなんて思いません。
私の経験プラス知人等から聞く同じようなケースを見ると、 とにかく、日本の男の「結婚したらおれのもの」という 意識にうんざり。お互いよくやっていこうという努力のなさ。 今後、仮に好きな人ができたたとしても、 籍を入れたら、こうなってしまうという恐怖感はぬぐえません。 いつでもおさらばできる関係。という意味で、 もし今後結婚するなら絶対に私は事実婚を選びます。
たまたま自分の見る目がなかったということもありますし、 上に書いたのは私の勝手な説だと思ってくださればと思います。 ただ、こういうパターン、判を押したように そっくりのパターン、よく聞く、 と、よく知人たちから言われます。
[ペンネーム] 届は二度とごめんさん(30代・女性・会社員)

家族と個人の尊厳を両立させた、夫婦別姓素案
素案趣旨:人は社会的動物であり、家族は社会の最小構成単位です。 しかし、同時に個人の尊厳重視は男女性差別撤廃の実現を期待してい ます。そこで、家族と個人の尊厳を両立させた素案を書かせて頂きます。
素案留意点:
1) 夫婦別姓の違いによる姓の不統一による混乱を防止する家名創設。
2) 妻帯者と独身者(子供を含む)の区別を名前で判るようにして、
  家族長としての夫婦の社会的責任を促す。

素案具体例: 山田太郎さんと 中山花子さんが結婚して、子供(一郎君)が生まれた場合には、婚姻の状況により、親子3人の名前は下記のようになります。

1) 山田家に中山さんが嫁入りした場合。
夫 : 山田家山田太郎 又は、山田家太郎
妻 : 山田家中山花子
子供: 山田一郎
2) 中山家に山田さんが婿入りした場合。  
夫 : 中山家山田太郎
妻 : 中山家中山花子    又は、中山家花子
子供: 中山一郎
3) 両家及び本人の事情により、独独立した家庭を建家する場合。
夫 : 山中家山田太郎
妻 : 山中家中山花子
子供: 山中一郎

注1:例3)山中家の家名は、両者の旧姓を合わせたものであるが、
   公序良俗に反せず、両家及び夫婦の合意による家名で有れば
   良いものとする。
注2:今回の素案では、独身者の名前は、無条件で家名が姓になるた
   めに、家名は名前に必要無く、独身者と妻帯者の区別がつく
   利点有り。
[ペンネーム] sikunsi(30代・男性・自営業)

賛成です。僕は事実婚状態ですので早く別姓を選択可能にしてほしいです。 この掲示板をみていて、女性の反対者がいないか又は非常に少ないですね。実際いるんでしょうか? 賛成か反対かは、どちらの意見が正しいかということに論点をおくときりのない話になってしまうと思います。 感情の問題が大きいと思うからです。別姓を選択可能にするということへの、反対者の反発は結構大きいようですね。 私は別姓の正しさを主張しようとは全く思いません。ほかの方も書いておられますが、 別に別姓を選択可能にしてくれなくても、すべてにわたって事実婚と法律婚を同等にしてくれればそれでいいと思います。 事実婚届けを出して、同姓の法律婚と同等の扱いとする。これは選択的夫婦別姓とは戸籍の面で違います。 それだったら反発は経るんでしょうか?外国では同性(同姓ではない)の結婚も認めてるとこもありますよね。
[ペンネーム] NICK(30代・男性・会社員)

みなさん、不思議に思いませんか? 夫婦別姓問題、大問題な人(興味津々な人)もいるはずなのに、どうして、あまり報道されないのでしょうか? TVを見ていても、見落としてしまうのではないかというぐらい、チラリとしか出てきません。 (観たことさえない、という意見もあります。)マスコミも、どうして、もっと取り上げてくれないのでしょう? マスコミの方々は、問題外とみなしているか、もしくは、上層部が別姓に反対なのでしょうか? 他の問題と比較して重要なことではないとみなされているのでしょうか? この問題が、とりあえず、(今年も)自然消滅するのを待っているに限る、ぐらいの価値にみなされている? 『アンケート結果が作為的』という指摘も出てきましたが、もっと報道してくだされば、本当に、作為的だったかどうか、 国民の反応をうかがい知ることができるのではないでしょうか?このままだと、 「やっぱ、無視してもいい超・少数意見だったんだよ」、と言われそうで・・・。 (「別姓」は、選択肢を増やして欲しいという意見ですので、「少数だから無視していい」、 ということではありませんが、そういう考え方を持っているる方が多いのではないか、という仮定で)
[ペンネーム] マスコミ殿(20代・女性・学生)

賛成です。まだ学生という立場で、まわりの状況も結婚というイメージに結びつかないのでよくわかりませんが、 みなさんの意見をみて感じるのは、したい人はする、したくない人はしないという選択権があるのはいいことであると思う。 まあ、ひとついわしてもらうと、子供が片方の親の姓を名乗っても問題ないといわれていますが、 昨今、少年犯罪の増加とかいっているけど、子供の責任は、社会でも、学校でも、友人関係でもない、 親にあるということを忘れてはならないと思います。どうして自身もって問題ないといえるのか、不思議でならないです。
[ペンネーム] 暇な時間(10代・男性・学生)

反対派としてnekoさんの意見にお答えします。事実婚で支障の無い制度と選択的夫婦別姓は同じではありません。 なぜなら結婚とは色々な意味が有るものだからです。以下に挙げますと、 1.神に誓う(宗教的意味)2.周囲の人に誓う(周知的意味)3.国に誓う(国家の制度的意味) 4.結婚相手に誓う(契約的意味)賛成派の人が主に挙げているのは3番意味ばかりです。 だから私は3番の、国の制度にかかわる部分だけを変えたほうが良いと主張しました。 付け加えますと、私は、結婚は必要なのか疑問に思っている人間の1人です。
[ペンネーム] トミ(30代・男性・会社員)

選択的夫婦別姓制度から後退した形で原則同姓、例外的別姓制度が議論されはじめましたが、 反対派の意見に矛盾があってよく分かりません。「国民の一部の要請のために制度改正は不必要」という反面、 「別姓を認めたら別姓だらけになって例外的別姓でなくなる」と言ってみたり・・。 いろいろな掲示板等も拝見していますが、反対している方々の方が理論的な意見が少ないように感じています。 おそらく現状に満足しているためでしょうけれど、どうも漠然としていて説得力に欠けるように感じてしまいます。
[ペンネーム] おばさん(30代・女性・主婦)

大賛成です。昨年秋に夫婦別姓で結婚しました。両方の家族も理解してくれています。 早く認可が下りていただかないと子供も生めません。(一旦籍を入れて、 子供を産んだあとにまた籍を抜くとい続きにはとても不満なので…) 色々な国で行われている事が、 日本で理解されず、また、実行されないのはとても不快です。
[ペンネーム] かずこ(20代・女性・会社員)

「事実婚で不都合のない制度を模索するべき」とのご意見がありましたが、 「事実婚で不都合がない」ことと、「選択の上で別姓での結婚ができる」ことは、最終的にはまったく同じことでしょう。 乱暴な意見ですが、同じことなら、 事実婚についての制度を定めるよりも今の結婚制度に選択的別姓をつけくわえるほうが簡単だと思います。 以前賛成意見を投稿し、そのうえでここまでご意見を通読してきましたが、別姓反対の意見は、残念ながら、 どれもいまひとつ説得力に欠けます。別姓導入に賛成する思いは、ますます強くなりました。
[ペンネーム] neko(20代・女性・会社員)

賛成です。別姓制度が離婚や出生率の低下を招くとは、短絡的考えです。女性の社会進出を計る為、 扶養者控除のを見直すと騒がれていますが、控除の上限を上げるだけで女性のモチベ−ションは上がるのでしょうか? そうではありません。女性が外で働くためのインフラが整えばこそ、それが可能になるのです。保育所の増設にしても然り、 旧態依然の方の意識改革も然り、職場の協力も然り。そうしたインフラの一環が、この夫婦別姓ではないでしょうか。 日本には、独自の文化があるとおっしゃる方もいますが、その文化は時代とともに変遷を辿るものです。 選挙権や社会進出も、その当時の慣例を打ち破るのもであったはずです。改革を望む人がいる、 即ちその改革を必要とし、困っている人がいるわけです。今、夫婦別姓が慣例を打破し、変遷を辿るものであるのです。 私たちは、政治家の方々にこの思いを託すしかありません。 先生方が現体制で不自由している我々の声を届けてくれることを期待して止みません。
[ペンネーム] NIRVANA(20代・女性・会社員)

賛成です。 今までは女性は結婚したら名前が変わるのが当たり前でした。 でも、それって変ですよね。 生まれた時からその姓で数十年育ってきてるんだから愛着があって当たり前。 だから、仕事をしてて名前が変わると不便になるもの当たり前。 でも男性は「女性は結婚したら名前が変わるのは当たり前」と今まで当然のように思ってきたわけです。 その考え方の差は大きいと思います。 女性に「姓ぐらい変わってもいいじゃないか」と簡単にいうのであれば、 極論ですが、結婚したら男性は女性の姓に改める・・・という法律にしたらいいんです。 そうすれば、世の中の男性のほとんどが顔色を変えて反対すると思いますよ。 「女性の姓が変わって当たり前」という事が当然と思われて言るこの世の中に問題があるのではないでしょうか? 日本はすぐに一つの型にはめようとしますが、色々な考え方の人がいるのだから、色々な選択肢があっていいはずだと思います。
[ペンネーム] かーこ(20代・女性・専門職)

賛成の人に一言聞きたいです。もし、あなたの両親が別姓を名乗っていた場合、 あなたは、自分の姓に誇りや愛着を持てますか?どうも意見を見ていると、 自分の姓への誇りや愛着を理由に賛成を述べてる方もいますが、理解できません。 それは、今まで自分の家族が同一の姓を名乗っていたからこそ、確立した考えだと思います。 仕事などを理由に別姓を求める方は、まだ理解できるのですが・・・。 何故なら、人には個を確立する意識と共に帰属の意識も存在します。 人により会社や宗教など帰属先は変わりますが、一番根幹になるのが家族と考えます。 もし、個を尊重し、別姓を認めるのなれば、家族と言う概念は、非常に希薄になり、単体の一家族としては、 維持できるでしょうが、そのまわりの親戚と言う枠では、消滅すると思われます。夫婦別姓と言う事は、 今までその家に伝わって来た、家系図を破棄するようなものです。その点、韓国では、夫の家を尊重することで、 何とか保って来たといえます。ただでさえ、親戚関係の希薄になりつつある現代で、この様な法案が通れば、 集団意識の薄れた日本と言う国は、ますますおかしくする起爆剤になりかねない様な気がします。
[ペンネーム] そんなに別姓にしたいなら姓をなくせば?(20代・男性・会社員)

アイデンティティの問題といいますが、同姓にしていることで実際に何か自分の中で崩れ去りましたか? 今の生活で何が不便なんですか?夫の姓が自分にどんな悪影響を与えてるんですか? 僕は夫婦別姓に反対ではないです。でも、今のところ必要は感じないです。
[ペンネーム] TAK(20代・男性・会社員)

賛成です!早く実現して欲しいです。 民法で夫婦別姓が認められていないため、婚姻届を提出する事ができず事実婚で生活しています。 普段の生活で不便な事はありますが、工夫したり我慢してなんとか乗り越えています。 ただ、工夫や我慢では乗り越えられない事があります。子供が欲しくても産む事をためらわざるを得ないのです。 戸籍上は結婚していないので、子供が私生児扱いになってしまいます。 年齢的なことから、妊娠・出産のための時間があまりありません。 安心して子供を産むことができるように、早期に民法の改正をして別姓でも婚姻届が提出できるようにして欲しいと思います。 別姓で家族が崩壊するという意見があるようですが、私は違うと思います。 それよりも、両親が法律上結婚していない事や自分が私生児である事のほうが子供にとって酷な事だと思います。 苗字が違っても戸籍で繋がっているという安心感が絆になる事もあると思います。 別姓を法律で認めないために家族が崩壊してしまう事の方が、起こる可能性があるのではないでしょうか?
[ペンネーム] アイランド(30代・女性・自営業)

基本的には賛成ですが、導入には慎重になってもらいたい。 というより、自分たち(夫婦)のこともさることながら、子供のことをもっと真剣に議論すべきでしょう。 兄弟姉妹が、別々の姓を名乗るとき・・・現在の社会で、同じ姓を名乗っている別の子供たちとの間でなにかしら (イジメ等)のネタにならないと断言できる人がここに居ますか? その問題が、別姓を選択する上で一番大きな問題であり、その問題に対する制度面の対策、 さらに制度のみならず実生活上での対策までを考えてからの導入ではないかと思っています。
(20代・男性・会社員)

もちろん賛成です。別姓が「例外」というのが気に入らないくらいです。他にも何人もいらっしゃることお思いますが、 私も、嫌々ながら「夫の姓」を戸籍上の姓にしています。そのころ、 もしかするともう少しで別姓が認められるようになるかもしれない、という動きがあったから、 少しの我慢・・と思ってもう10年です。待ちくたびれてます。 仕事等では「通姓」を使えばいい、というのは、全く、別姓を望む人の(少なくとも私の) 主張するところとははずれています。私は生まれて育って来るときにともにあった「姓」で生きていきたいのであり、 その「姓」が私自身なんです。それを認めてもらったなら(もらう、というのは嫌な表現ですが)、日々の生活では、 「夫と一緒になった姓」を、家族三人、名乗って暮らしてもいいくらいです。これはアイデンティティの問題であって、 便利の問題ではありません。私にとって、今の(結婚後の)姓こそが「通姓」です。
[ペンネーム] なおこ(40代・女性・会社員)

賛成です。 現実に私は最近この夫婦別姓問題が原因で別れました。 私の姓はとても珍しくしかも本家の一人娘です。 生まれてから今までほかの親戚に会ったことも有りません。 それゆえ幼いころから跡取教育をされてきました。 その私も年頃となり人並みに恋愛をしていました。 付き合い始めるときの条件で結婚を前提とし、 結婚の際は婿養子になってもらうというものでした。 3年半の付き合いの中彼との関係は順調でしたが 私にはどうしても彼が今の自分の姓を彼自身の意思で 変えることができないような気がしていつも不安でした。 誓約書や婚姻届を書いてもらっても私の気持ちは 「いつか裏切られる」 でした。そこまで名前が大事なら親がもっと子供を産めばいいのに と無責任に他人はいいますが、それはその人の人権に かかわる問題です。子供をたくさん産んだから立派という 考え方はその人の育てた子供を見ないとわかりません。 たくさん生んでも問題をたくさん抱えた子に育つかもしれませんよね。 だからこそ私は親を責めるつもりもありませんし、 今は一人っ子だかららこそ恵まれていた部分があると思っています。 きっと私と同じような境遇にある人もいらっしゃると思います。 世の中の多くの人がこの事実を理解していただけたらと思ってやみません。
[ペンネーム] ようこ(20代・女性・会社員)

反対です。別姓賛成の方の主な意見は1.愛着があること。2.姓を変えると不便である事。の2つだと思います。 ならばこの方たちは何故結婚をするのでしょうか? 結婚とは何か?という考え無しに便利さだけを追求する事は物事の本質を見失う恐れがあります。 結婚とは元々別のグループに属していた人間が新しい一つのグループ(家族)を作る儀式なのですから、 個人主義とは基本的に対立するものです。個人主義が大事だと思う人は結婚をしないで、 子供や税金などで不利にならないような制度を主張するべきでしょう。 結婚をする事が幸せであるかのような前程の議論こそ古い家族制や男性社会に染まりきっている証拠だと思います。
よって私の意見は‘別姓にしたい人は事実婚にして事実婚でも不都合が無いような制度を探すべき。 結婚制度自体は同姓にしたい人のために残すべき。’です。結婚とは元々そういうものだから。
[ペンネーム] トミ(30代・男性・自営業)

賛成です。
個人的には現行の「強制的夫婦同姓制度」でも何の不自由もないし 不満も持っていませんが、これにより不都合が生じたり不満を持っ ていたりする国民がそれなりに存在する以上、無制限にとはいかな いまでも、一定の法的配慮を行うことは必要だと思うからです。
ただ、ひとつ忘れてはならないことは、夫婦別姓問題は「人権」の 側面ばかりが強調されていますが、実はその背景には戸籍制度の大 幅な改編、つまりは、国民総背番号制度(納税義務者番号制度)な どの導入のために議論を煽っているのではないか思われるフシがあ るということです。
姓名の問題は、現在は夫婦の問題に限定して論じられていますが、 ぶっちゃけた話、これが純粋に人権の問題であるならば「自分の名 前は自分で決めて名乗れるようにしよう」なんて主張でもよかった わけです。
そしてその場合は当然、氏名に代わる、個人を一人一人識別するた めの何らかの識別番号ないし記号、つまりは国民総背番号制の導入 が必要になってきます。
が、そこまで急激に制度を変えてしまうと、本来はウラに隠してお きたい「国民総背番号制の導入」といった目的があまりにもはっき りと表に出すぎるし、国民世論的にもあまりに急激な制度改変は受 け入れられないのではないかという懸念が生じます。
そこでまずは段階的に、国民が受け入れやすいレベルの話、つまり は「夫婦」の間にある性差問題、つまりは男女差別の問題をとりあ げることで、男女差別問題に取り組んでいる人々を巻き込む形で、 議論を煽っていったのではないかということです。
「男女共同参画社会」とか政府がキレイゴトを言っているウラには 色々な思惑が流れているので、国民は、賢くその政策を利用しつつ 他の政策に己の行動を利用されないように用心する必要があります。
例えば税制改正でも「女性の社会進出の妨げになっている」として 配偶者控除を廃止しようなんて話が出ていますが、これもそういっ たキレイゴトの裏に「少しでも税金をたくさんとりたい」という、 「課税最低限の引き下げ」というホンネがあることを忘れてはなりません。
政治の世界は油断も隙もない。キレイゴトを鵜呑みにするのは禁物です。
[ペンネーム] Tomahawk(30代・男性・会社員)

民法改正を、毎年待っている1人です。1960年に結婚して10年は別姓、 私が妥協して夫の姓で結婚届けをだしました。以来戸籍名と本名の2つを使ってきましたが、 つかれてきました。姓を違わせた3人の子等も1人たちしました。 余命もわずかになってきたのでここいらで、私の本名だけで生きていきたいのです。 再度のペーパ離婚はいやです。
[ペンネーム] さくら(60代以上・女性・無職)

かーこさんのおっしゃる、日本には日本の文化があるので、 海外と全く同じ方法で夫婦別姓を行う事はないということで旧姓の公的使用による別姓を支持するご意見について。
確かに海外と同じにする必要はありませんが、その理由として日本文化を持ってくるのはどうでしょうか? 留意するべき点をあげます。
理由その1:職場や公の場での旧姓使用は確かに便利ですが、それって日本の文化でしたっけ?そうではありませんね。 旧姓使用は日本の文化ではないので、当然、推進すべきではないということになってしまいます。
理由その2:日本でも夫婦別姓の法改正を望んでいる人が多数いるし、'01年の世論調査では法改正容認が 42.1%にも達しており、 そのうちの18.2%の人が婚姻前の姓での結婚を希望しています。しかもこの数字は別姓に寛容とされる都市部の若年齢層に限らず、 全国平均でです。これだけの人たちの考え方を、日本文化に反している という理由で退けていいのでしょうか? 時系列的にも別姓容認は前回の調査より増えています。これからの日本人の家族文化は別姓を一つの選択肢と して取り入れることになるとは考えられませんか? 少なくともその方向への変化がすでに始まっているのは明らかです。
理由その3:欧米諸国はいまでも基本的に同姓文化です。でも法律改正で夫婦別姓による結婚に道を開きました。これは単に日常生活で便利か不便かという問題ではなく、 個人の氏名観・家族観、ひいては国民の幸福追求の権利や表現の自由に関わる根本的な問題であるからでしょう。「自分はこう名乗りたい」という希望に日本人 も外国人も関係ありません。
[ペンネーム] 小次郎(20代・男性・専門職)

賛成です! 私も人を教えているという職業上、結婚して姓が変わるのは困ります。 ただ、日本には戸籍と言うものがあって、それが犯罪での犯人検挙にも結びついてる、それと、自分のルーツを知ることができる・・・と言う良いところもあると思うんです。 ですから、私は戸籍は旦那になる人の姓になってもいいと思うのですが、それ以外の住民票、免許証、パスポート、銀行などの公的機関での名前が今の姓で通用するなら、それが一番いいと思うんです。 そうすれば、今までの生活と何ら変わらないと思うんです。 日本には日本の文化があるのですから、海外と全く同じ方法で夫婦別姓を行う事はないと思うんです。 日本になじんだ、日本人に合う、夫婦別姓のやり方と言うのをすればよいのではないでしょうか。
[ペンネーム] かーこ(20代・女性・専門職)

大いに賛成です。女性が男性の姓になることが圧倒的に多いということから、夫婦別姓制度は女性のための制度だと思われがちですが、私はむしろ男性のためのものでもあると思います。 私は法律的に不当に扱われるのがいやで、事実婚をするつもりはなく結婚しましたが、その時どちらの姓にしようかと悩みました。新しい戸籍として独立するのだから、いっそのこと新しい名前を付けたかったほどです。結局泣く泣く?私が夫の姓に変えましたが、それは夫が姓を変える方が、私が姓を変えるよりはるかに社会的不 利益を被るという結論に至ったからです。その後の私の苦労はみなさんがおっしゃっているようなのでここでは書きませんが、とにかく、私はすぐに後悔しましたが、でも、男性が姓を変えることが、社会的に彼らにどれだけの負担を強いるか・・・。「マスオさん」なんてわざわざ言うのからしておかしいと思いませんか?男性はが んじがらめ。夫婦別姓は男性を開放してあげる最初のステップなのではないでしょうか?とシミジミと思うこの頃です・・・。
[ペンネーム] べにー(40代・女性・主婦)

大賛成です。私は今年の秋に結婚をする予定ですが、彼の苗字になるのが嫌でたまりません。彼はとても変わった言いずらい名前で、いくら好きでもこの名前にはどうしても馴染めません。また、仕事も名前を変えると少し不便を感じるので、今の名前で続けていきたいです。私の両親が付けてくれた名前で、27年生きてきて、この 名前にも愛着があります。相手に「彼方が名前を変えれば?」と言うと、男が名前を変えるなんて恥ずかしいと言われました。世間一般に女性が名前を変えて当然的な風潮がありますが、これも納得いきません。同姓にしたい人はすればいいし、私のように別姓にしたい人は出来るように早く法律を改正して欲しいです。
[ペンネーム] りき(20代・女性・会社員)

賛成です。事実婚で民法改正待ちです。 一番は「女性の改姓が当然」という風土は、なくして行かなくてはいけないと思う。 もう一つは、自分にとってのアイデンティティの崩壊につながるから(事情があり、今は3つ目の姓です)。
●例外か選択か
選択の方がよいと思うが、例外でも前進が見られるなら、妥協点だと思っている。
●通称使用
先に述べたとおり、風土やアイデンティティの問題なので、通称使用は何ら解決にならない。 通称使用が認められたら、それは大きな「後退である」と認識している(表面を繕っただけ)。
●別案
極端な話になるが、婚姻届時にどちらの姓を選ぶか、くじやじゃんけんで決める・・・というのなら、 それは賛成である(あらかじめどちらかの姓にすると決めるのであれば、 「例外」として申請が必要)。改姓することになってもあきらめがつく。風土も変わる。
●反対派の方は以下の点をどう思っているのだろう(単純な疑問)?
・自分の子供(男性)が「民法ではどっちでもよいことになっているので、女性の姓を名乗ることにした」 といっても、何の異論もないんですよね?
・上記で書いた、「くじ」なら反対ではないんですよね?
(「くじ」をふざけているととらないでください。あくまで例です)
・女性が子供連れ再婚の場合、男性の姓に改姓したら、子供と母の姓は異なります。 このとき「家族の和が」崩れるとお考えなんですよね?
養子縁組をすれば解決しますが、養子縁組をしなくても、子供が改姓できるように・・・ とは考えないのですか?
・いわゆる「マスオさん」(男性側に改姓しているが、妻の実家に同居)の家庭の「和」は弱いと考えているんですよね?
[ペンネーム] まみ(30代・女性・専門職)

賛成です!!同姓・別姓を選ぶことに何か問題があるのでしょうか? 子供の問題は、ある程度の年齢になったら自分の意思で選べるようにすることと、 夫婦がきちんと話し合っておけば、問題ないのではないでしょうか?人それぞれの事情があり、 変えると不便なひとは別姓でいいんだし、そうじゃなければ同姓でいいのです。 それすら選択できない今の日本ってなんなのかって気がします。 「家族の崩壊」なんて苗字は関係ない!!要するにそれぞれが自分の役割を果たせるかではないですか? 家族のつながりは、苗字ではなくて愛情です。
[ペンネーム] ysm(30代・女性・会社員)

賛成です。 いまの法律でも、国際結婚をすると別姓になりますが、親子別姓のために弊害が起たりしていますか? 私の弟は国際結婚ですが、そういう親子と身近に付き合えばいかにその心配が杞憂かわかります。 日本人同士でも同じだと思います。それとも国内結婚(?)にそれを許すと影響範囲が大きいからダメで しょうか?それは例外な人たち だから問題がおきてもかまわないと言っているのと同じで、無神経だと思います。それに、すでに事実 婚の形で別姓をしている夫婦もたくさんいますし、いまさら「問題が起きそう」だからということで夫 婦別姓を法律で認めないと言っても、あまり意味のないことです。 親の姓が別だと子供にとって問題だと言い切り、子供の心を決め付けるのは、あまりに形式主義です。 さもなくば情愛で結ばれる家族の絆や子育ての実態といった、 家族の持つ「実」の部分についての想像力を欠いた、無理解のなせるわざでしょう。 家族が家族として一体感をかたちづくるとき、姓がどうであるかは他にあまたある コンディションのひとつに過ぎないのに、それでもって絆が壊れると主張されてる方を見ると、 このひとが人の親になったとき、実の愛情によるよりも、 まず姓の違いで人を区別したり疎外したりしてよいのだというメッセージを子供に出してしまうのではないか と逆に心配(あくまでイジワルな想像の上ですが)してしまいます。 夫婦別姓を悪しき個人主義の表れと決め付けるのもどうでしょうか。 それぞれ自分の姓と名を大切にする親に育つことで、逆に子供にとっては両方の親の文化伝統を常に意識し、 対等に尊敬できるようになるとも言えますよ。ご自分にない考えだからといって頑なにならず、 別姓を望み続けている家族への理解を怠らないでほしい。
[ペンネーム] ゆりたん(30代・女性・主婦)

賛成です。私の職場にも事実婚の状態で法案が通るのを待っている人たちがいます。私もそのひとりです。 同姓じゃないと家族(家庭)が崩壊するって考える人は同姓にすればいいし、別姓でも家族だと思える人で、 必要だと感じる人は別姓にすればいいのでは。なにしろ、選択性なのだから。 姓がかわるのに抵抗があって結婚できない人やそのために子づくりを 控えているカップルに別姓の選択権があれば、少子化の歯止めにもなったりして、、。
[ペンネーム] ビスキー(30代・女性・会社員)

賛成です。 なぜ同姓にならなくてはいけないのかが、はっきりとはわかりません。 今の時代は女性も既婚後働いている人も多いはず。結婚したからと姓がかわるといろいろと 面倒なことも多いはずです。同姓にするか別姓にするかの選択肢があれば、と思います。 別姓にすると結婚制度が崩壊するなんてナンセンス。最近の離婚率を考えると同姓にしなくては… というのは関係ないと思います。それに結婚は夫に属するためではなく、 人生のパートナーと共に生活することなんじゃないかと思います。 地方とか地域によっては家を継がなければならないこともあるでしょうから、 選択できる制度にしてもらいたいと思います。
[ペンネーム] 臨機応変(40代・女性・会社員)



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