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女性国会議員メルマガ『ヴィーナスはぁと』 第140号
*** *** 猛暑が少しやわらいだと思ったら、今度は台風の接近が
*****v***** 気になります。せめて、先日豪雨に見舞われた地域には、
********* これ以上、雨が降らないといいのですが……。
******* さて、今回は第５週の木曜日。第５週があるときは、読者の
*** 意見をご紹介することにしています。「実名での掲載OK」と
* 書かれていないものは、匿名でご紹介します。
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目次
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■ 読者の意見
■ 第136号の「読者の意見」へのお返事
吉川春子（参議院議員・共産党・比例）
■ 編集後記
■ 「ヴィーナスはぁと」参加議員一覧
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●大特集「再起ー人は立ち直るために何が必要か？」
デューク更家さん、ますい志保さん、千葉マリアさん、
そのまんま東さんらに「再起」についてお話を聞きました。
未来総理の大村秀章議員(自民党)、福島豊議員(公明党)、
野田佳彦議員(民主党)にも、「政治は信頼を取り戻せるか？」を
テーマにインタビュー。
詳しくはこちら http://www.rosetta.jp/
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読者の意見
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●年金問題について
年金問題について２点ばかり申し上げたい。
（１）負担と給付の数値合せばかりが、論じられているようだが、年金問題
の本質ではないと考える。老後の生活に最低どれだけ補償されるのか？どれ
だけの行政サービスが得られるのか？等、国民が生活設計、ヴィジョンが描
けるように具体的に示し、それにいくらかかるのか、その財源をどうするの
かを論じてもらいたい。
負担増、給付減のこの間の年金法では、年金はいくらかもらえるが、消費税
数十％、老後に嵩むであろう医療費は受益者個人負担となれば、生活設計は
成立しません。
（２）少子対策が並行して論議されるべきではないでしょうか？女性が社会
進出しても、安心して子育てができる施策が必要ではないでしょうか？ 育
児休暇、保育所、教育補助等々の拡充が必要ではないでしょうか？育児休暇
が取れない場合、例えば育児を姑さんにお願いするケースでは、ある程度の
補助をするとか、きめの細かい制度が必要ではないでしょうか？
少なくとも、今の年金制度は不満だらけです。
法律の内容も理解されているのかわかりませんが、よくもまあ、不払いの
議員が、ふざけた答弁をし、審議もろくにせず、挙句は強行採決して強引に
法律を成立させる。国会議員はただのスタンディングマン（ウマン）かと思
われます。
国会審議をしない（議員の役割を果たしていない）議員を選ぶ国民として
は、何ともやるせない気持ちで一杯です。強行採決をした議員（政党）審議
をしなかった議員（政党）の給料カット、政党助成金カットをする法律をつ
くるべきではないでしょうか？
●年金についての反論意見に同調
私も、「公務員共済年金だけ何故税金が使われているのか。反対である」
という投書について、一方的な考え方で、誰か反論しないのかしらと思って
いました。このようなものに初めて投稿してみました。
公務員の場合、雇用主が「国（又は地方自治体）で、社会保険の場合は、
雇用主が会社です。保険料は、自己負担分と雇用主負担分があり、雇用主が、
企業か国（自治体）の違いがあっても、雇う方の義務で負担しなければなり
ません。
私の若い頃は、民間企業の友人が、年間収入が倍近くあるのに、保険料が
ずーっと安く、何故かと思ったら、本俸を安く、手当てやボーナスを高くし
て本人負担を抑え（同様に雇用主の負担が少なくなるから、会社の方針）て
いることが分かりました。
今は、総給料制で、ボーナスにも負担するようになっていますが、何十年
と掛け続けて、一方的な公務員攻撃は、酷ですね。
ほんのほんの一部の高級官僚や一部の不真面目な公務員（TVタックルなど
で、おもしろおかしくメディアにとりあげられているようなetc.）のため、
全体がそうであるかのようにいろいろ言われ、肩身の狭い思いでいる公僕が、
多くいることを知って欲しいと思います。
（家庭を犠牲にして、住民サービスに努めてきた公務員女性、５０代）
●女性天皇について
ヴィーナスはぁと１３７号の、「女性天皇」についての小宮山さんのご意
見を拝読したのですが、小宮山さんの言っておられる、「皇室を保つことに
は賛成ですが、、、」ということが、前提になってしまっているのに違和感
を覚えました。また、小宮山さん、編集をご担当されている弘中さんとも、
「雅子さま」という表現を当然のごとく使っておられることにも、非常に疑
問をもちました。
天皇制は日本における家父長制の大きな元凶になっていると思うからです。
戦争責任問題、また天皇を中心とした日本の「家」制度のあり方、戸籍制度
に至るまで、女性やマイノリティを抑圧する大きな原因になっているのが天
皇制なのではないでしょうか。その天皇制に疑問を提示しないままの、女性
天皇容認論や、皇室に対する「さま」付などが、このメルマガでなされてい
ることは不可解でもあります。
小宮山さんは、議員であるために、天皇制の否定はしづらい状況だから、
このようなご意見になっているのでしょうか？それとも、本心から天皇制は
保つべきとお考えなのでしょうか？それとも、ヴィーナスはあと自体で、天
皇制への批判は御法度ということなのでしょうか？小宮山さんのご投稿、
弘中さんの編集後記ともに、非常に違和感を感じましたので、投稿させてい
ただきました。
山口智美（アメリカ・ミシガン州在住）
●なぜ宗教法人に課税をしないのか
日本の政府及び地方の借金が１０００兆円にも及ぶ今、まったく無税の部
分があります。それは宗教法人です。ここまで切迫しているのに、なぜ宗教
法人に税を果たす事を誰も提案しないのでしょう。全ての痛みを弱い国民に
おしつけようとしている。せめてお布施に消費税並みの5％でもかければ、
我々の痛みも少しは違うと思います。
昔、幕末の頃、幕府が商人に税を果たしていれば、状況が多少とも変わっ
ていたはずです。しかし、武士は面子のため商人に税を果たせなかった。そ
のために幕府はつぶれたのです。
政府が困っているときに協力を求める事をも出来ないわけを是非僕に教え
て欲しいのです。政治献金の為にある程度不透明な物を残しておきたいので
しょうか？それとも票田としての確実性を取りたいのか？政治家だけの都合
では国民はもう納得できないのです。無税とはいくらなんでもね、このご時
世ですよ。
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第136号の「読者の意見」へのお返事
吉川春子（参議院議員・共産党・比例）
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ご意見をいただけてうれしいです。牛歩はかっこ悪いけれど一緒に歩く、
というご意見に本当に激励されました。私たち共産党は、でたらめな年金法
を、白紙に戻したい、そのための法律を参議院選挙が終わった後の臨時国会
に提出する準備を進めています。法案を提出できる議席を（11以上）この選
挙でなんとしても確保して。
年金の財源がたくさん必要ですが、消費税増税を行って財源を作ると言う
ことも避けなくてはなりません。なぜなら消費税は年金だけを頼りに生活す
る人々にとっては過酷な税だからです。
第2東名高速とか、水深15メートルの港湾とか無駄な公共事業をやめようと
しない、自民党と財界の姿勢を変えてゆかなくてはなりませんね。
投票に行くことが政治を変えると言うことを多くのかたがたにわかってほ
しいです。たった1票が積み重なって国会議員は当選するのですから。1票の
力を信じ、地味だけれど投票所に足を運ぶ、そこから未来は開けるのではな
いでしょうか。 （２００４．７．１． 吉川春子）
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編集後記 ロゼッタストーン・弘中百合子
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参議院選挙が終わって一段落したので、現在、新しく当選した議員の人た
ちに、「ヴィーナスはぁと」への参加を呼びかけているところです。（まだ、
連絡がついていない人もいるのですが）
また、都道府県議会の女性議員にも、「ヴィーナスはぁと」の準メンバー
になってもらえないかどうか、これから案内を送る予定です。地方議会は、
国会以上に女性議員の割合が少なく、数十人の男性議員に対して、女性議員
はたったの３〜４人といったケースが多いのです。なかには、女性議員が一
人もいない県さえあります。女性が政治家になるというのは、なんと難しい
ことなのだろう…と、リストをつくりながら実感しました。
「ヴィーナスはぁと」もこの秋で３周年。残念ながら、この３年の間に、
女性議員の割合は少しずつ減る傾向にあります。世代交代は着実に進んでい
るのに、女性議員がなぜ増えないのか不思議です。
女性と男性、若い人と年配の人、いろんな職業出身の人……と、国会がさ
まざまな立場を代表する人たちでバランスよく構成されていれば、国民の感
覚と、永田町の感覚がずれることもないと思うのですが。
ともあれ、秋からは新しい仲間が増える予定です。どんな人が参加してく
れるのか、楽しみですね。
※「ヴィーナスはぁと」へのご意見、ご質問は vheart@rosetta.jp まで
お願いします。
お手数ですが、お寄せいただくご意見に
１）「掲載可」か「掲載不可」か
掲載してもよい方は
２）「匿名希望」か「実名可」か
３）「事前連絡必要」か「事前連絡不必要」か
をお書き添えいただけると、大変助かります。
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「ヴィーナスはぁと」参加議員一覧
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◇衆議院
小宮山洋子（民主党・東京） 武山百合子（民主党・北関東）
水島広子 （民主党・北関東）
◇参議院
有村治子 （自民党・比例） 岡崎トミ子（民主党・宮城）
千葉景子 （民主党・神奈川） 広中和歌子（民主党・千葉）
福島瑞穂 （社民党・比例） 円より子 （民主党・比例）
吉川春子 （共産党・比例）
詳しいプロフィールを知りたい方、顔写真を見たい方は、ロゼッタストーン
WEBページで公開しています。⇒ http://www.rosetta.jp/
各議員のWebページにもリンクしています。
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■次号予告
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次回の発行は、8月5日です。
広中和歌子議員（民主党） 吉川春子議員（共産党）
水島広子議員（民主党）が登場する予定です。
※登場する議員の顔ぶれは、変更する場合もあります。ご了承ください。
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〒171-0021 東京都豊島区西池袋5−27−9−101 株式会社ロゼッタストーン
発行人・編集人：弘中百合子
Copyright(C) ロゼッタストーン 許可無く転載することを禁じます
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