━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2004年12月6日発行 ━

●━━　若手国会議員メルマガ『未来総理』　第114号  ━━━━━━━━●

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　拉致問題、イラク問題、常任理事国問題、中国との関係など、最近は、
外交上の問題が、メディアを賑わせています。憲法問題も含めて、日本
がどんな進路をとるのか、大きな分かれ道に来ているように思えます。
日本の未来は、どの議員に託せばいいのでしょうか。

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　　目次
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■　「国会議員になって１年が経過」
　　　中根康浩（衆議院議員・民主党・比例東海）

◎編集後記
◎次号予告
◎未来総理メンバーの紹介

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　■　「国会議員になって１年が経過」
    　  　　中根康浩（なかねやすひろ・衆議院議員・民主党・比例東海）
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　「未来総理」ファンの皆様こんにちは。昨年の11月９日に国民の負託をう
け、衆議院の議席を預からせていただいて一年が経過いたしました。まさに、
全力で疾走し続けてきた一年であったという実感です。

　私は市議会の経験もありますので、比較してみても国会は、自治体議会と
は全く異なるものでもありました。

　まず第一に、先の予定がほとんど見通せないということです。地方議会で
すと、年に４回の定例議会があり、３月、６月、９月、１２月と開かれるわ
けですが、この定例議会中の日程は開会から閉会まで、ほぼ日程が確定して
います。何月何日には本会議があり、何月何日には委員会があると分ってい
るのです。

　これに対して国会においては、本会議や委員会の開催それ自体が与野党の
かけ引きの材料となることが多く、次はいつ委員会が開かれ、その委員会は
何時間行われるか、また審議に付される議案は何であるかは直前まで確定し
ないのは日常茶飯事でした。

　本会議も同様です。開かれたとしても誰が何分間質問を行うかについても
直前まで決まらないことが多いのです。前日の夜に「中根君　明日３０分頼
む」と言われることもしばしばでした。

　そして開かれた委員会の最中にも与野党の理事はかけ引きに飛び回って、
落ち着いて審議する雰囲気でないこともよくあることでした。法案の修正、
付帯決議の文言調整などのためです。

　また地方議会の場合には、「委員の差し替え」という制度はないと思うの
ですが、国会においては、これまた日常的に駆使されています。本来所属す
る議員が不都合な時は、党内における他の議員に頼んで、ピンチヒッターと
して席に座ってもらうというものです。議員事務所の秘書にとってこの代役
を探すのが重要な仕事の一つとなっている程です。

　しかも、この「差し替え」が行われるとその度ごとに名札が作られたり、
公報に掲載されたりと、わざわざそこまでやらなくても・・と思えるような
丁寧さです。こういったことの中に国民の税金がいささかなりともムダ使い
されていることがありはしないかと心配になります。

　１年間の経験に基づく国会のあり方を地方議会の経験と照らし合わせて記
して参りました。既に惰性に陥っている国会議員諸氏にとっては、当たり前
の風景となっていることですが、国民は意外とこの様なあり方をご存知ない
のではないでしょうか。

　長年の蓄積によって形成されている国会のルールというものがいわゆる「永
田町の常識は国民の非常識」となってしまっていることも、少なからずある
ものと思います。おかしいと思うものは、はっきりおかしいと言える感性を
失わずにいきたいと思います。

　まさに悪しき「国対政治」に自分を埋没させることのないよう初心を忘れ
ずに、今後も国政に取り組んで参りますので、変わらぬご指導の程、よろし
くお願い申し上げます。

★中根康浩ホームページ　　　http://www.sun-inet.or.jp/~nakayasu/


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　編集後記　　  　　　　　　　　　　　弘中百合子（ロゼッタストーン）
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　国会議員の予定がぎりぎりまで決まらないというのは、本当です。取材を
申し込んでも、日程がはっきりするのは、本当にぎりぎり。時には、「明日、
あきましたから来てください」なんていうケースもあります。

　駆け引きの材料になるというのもわかるのですが、予定がきっちり決まっ
ていたほうが、質問する側も応答する側も準備しやすいと思うし、中身のあ
る議論ができるのではないかと思うのですが、そういうのは、素人考えなん
でしょうか。

　今月から「未来総理」レポーターが取材を開始します。来年からレポート
が始まりますので、どうぞお楽しみに。
　
「未来総理」へのご意見、ご質問は souri@rosetta.jp までお気軽にどうぞ。


　※掲載を希望されない方、実名をご紹介してもかまわない方は、ひとこ
　  とお書き添えいただけると助かります。また、ご意見を紹介してもよ
　  い場合は、年齢、職業なども書いておいていただくと、参考になりま
　  す。ご協力、よろしくお願いいたします。

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　次号予告
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　次回の配信は、12月13日です。

　荒木清寛議員（公明党）　　桜井充議員（民主党）
　手塚仁雄議員（民主党）　　楠田大蔵議員（民主党）

　が登場する予定です。

　※登場する議員は、変更する場合もあります。ご了承ください。

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　未来総理メンバーの紹介
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　「未来総理」には、超党派の２９名が参加しています。 　　(敬称略)　

◇衆議院
　　石破　茂（自民党・鳥取）　 　 上田　勇（公明党・神奈川）
　　大村秀章（自民党・愛知）　　  吉良州司（無所属・大分）
　　楠田大蔵（民主党・比例九州）　近藤昭一（民主党・愛知）
　　近藤洋介（民主党・比例東北）  鈴木康友（民主党・比例東海）
　　達増拓也（民主党・岩手）   　 樽井良和（民主党・比例近畿）
　　樽床伸二（民主党・大阪）  　　手塚仁雄（民主党・東京）
 　 中塚一宏（民主党・神奈川）  　中根康浩（民主党・比例東海）
　　長島昭久（民主党・東京）   　 西村康稔（自民党・兵庫）
  　福島　豊（公明党・大阪）　　　三日月大造(民主党・滋賀）
 　 細野豪志（民主党・静岡）　　　丸谷佳織（公明党・比例北海道）
  　山井和則（民主党・京都）

　◇参議院
　　荒木清寛（公明党・比例）　　  有村治子（自民党・比例）
　　小池　晃（共産党・比例）　　　小林　温（自民党・神奈川）
　  桜井　充（民主党・宮城）    　福島瑞穂（社民党・比例）　
　　藤末健三（民主党・比例）　　　松下新平（無所属・宮崎）

詳しいプロフィールを知りたい方、顔写真を見たい方は、
ロゼッタストーンWEBページで公開しています。⇒ 未来総理
各議員のホームページにもリンクしています。

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発行人・編集人：弘中百合子
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