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「万引き倒産」を英語で言うと?

Going broke by shoplifters
 書店の経営を大きく圧迫している要素の1つが万引きの被害だと言います。張り紙や監視カメラの設置など、経営者側の努力にもかかわらず、 店によっては販売利益を上回る金額の被害があるとのこと。その結果、倒産・廃業に追い込まれた本屋もありました。

 「万引き」も窃盗(steal)の一種で、れっきとした犯罪(crime)ですが、英語では、shopliftingと言います。陳列棚から、ひょいと商品を持ち上げていくという語感ですね。 「万引き犯」はshoplifter で、「常習癖」になっているとchronic shoplifterとなります。 万引きの理由は、経済的な困窮よりも、スリルを味わうとか、友達に勇気のあるところを見せたい、という子供も多いようです。また、大人の場合には、ストレス発散の1つの形になっているというケースもあります。

 「倒産」はbankruptcyで、「倒産する」という場合には、go bankrupt あるいは口語的に go broke と言います。goは「〜という状態になる」という意味で、go crazy で「発狂する」は有名ですね。

 オンライン書店が隆盛をきわめても、本屋さんがなくなっては大変です。万引きは、出版文化に対する破壊工作(sabotage)とも言えるでしょう。
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