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「天然ボケ」???

She is unintentionally funny.
訳:あの子は、天然ボケなのよね。
「天然ボケ」という言葉は、いつから使われるようになったのでしょうか?「天然パーマ」という表現は、ずいぶん昔からありました。 ただし、これは和製英語。正しい英語は、She has got (naturally) curly hair. ですね。

「ボケ」というおそらく関西発の言葉が全国区の市民権を得た背景には、漫才ブームや吉本興業の影響も大きかったのではないかと思います。 そして、漫才の「ボケ」は、意識的にとぼけた発言をする、「つっこみ」はそこを鋭く指摘するという形で、軽妙なやりとりが進行するわけですが、 世の中には、本人は大まじめなのに、その発言や行動が周囲の人をずっこけさせるという人がいます。 ですから、Her remarks make his friends smile. (彼女のセリフを聞くと、友達みんな微笑んじゃうの。)これをさらにシンプルに表現すれば、 冒頭の She is unintentionally funny. あるいは She is naturally funny.と言えるでしょう。

自分で「私、天然ボケなの」という場合には、I am always like this. などと言って、にこっと笑えば、気持ちは通じるでしょう。

今回は、たまたま主語をSheで統一しましたが、これは著者が、特定のある女性を思い浮かべながら書いているためです。 もちろん、天然ボケの男性もけっこういますよね。
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