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ロゼッタストーン日記

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第22部 「一隅を照らす」


女編集長起業奮戦記
ロゼッタストーン日記
ついに書籍化!
「ロゼッタストーン日記」第1部(ロゼッタストーンは本当に創刊できるのか)が、
『女編集長起業奮戦記』という本になりました!
>>詳しくはこちら

いつもご愛読ありがとうございます。

昨年、比叡山延暦寺に紅葉を見に行き、「一隅(いちぐう)を照らす」という最澄の言葉を知りました。「自分自身が置かれた場所で精一杯光り輝くように努力せよ」といった意味のようです。

螢の光くらいの小さな光かもしれないけれど、私も「一隅を照らす」ような生き方がしたいなと感じました。というわけで、今年のテーマは「一隅を照らす」。具体的には、山口県の著者が全国デビューできるようサポートします。さてさて、実現するのでしょうか?

今年もロゼッタストーン日記をよろしくお願いいたします。

ロゼッタストーン 弘中百合子


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◆物の見方は、簡単に変わる…8月5日日記
早いもので、もう8月である。田舎の1日の時間は都会よりもゆったりと流れているが、時が過ぎるのはやっぱり速い。この季節は、野菜が急に大きくなったり、雑草があっという間に伸びたり、花瓶に飾った花がすぐに枯れてしまったりするので、よけいに速く感じてしまう。

このところ、毎週お坊さんが来てちょっとした法話をしてくれるので、仏教について意外な事実を知ることがある。たとえば南無阿弥陀仏は「なむあみだぶつ」ということが多いが、浄土真宗では「なもあみだぶつ」と言うそうだ(少なくとも、私の地区のお寺では)。ずーっと「なむあみだぶつ」だと思っていた。まあ、元が日本語ではないから、どちらが正しいとも言えないだろうけど。「なもあみだぶつ」は、「阿弥陀様に帰依します」という意味らしい。こんな基本的なことも今まで知らずに生きてきたとはね。

今朝、テレビに歌手の米津玄師が出ていた。別の作業をしながら途切れ途切れに見ていたので誤解しているところがあるかもしれないけれど、彼の代表作「LEMON」は、ドラマの主題歌として頼まれた曲だが、ちょうど大好きな祖父が亡くなり、その悲しい思いを込めた曲になった…というような話だったと思う。大ヒット曲なので、何度か聴いたことはあるが、恋愛の経験を歌った曲だろうと思っていた。

昼間、用事があって車ででかけたのだが、そのときラジオから「LEMON」が流れた。ぼんやり聴いていると、どうしたことだろう。私の目からぽろぽろ涙がこぼれたのだ。「祖父が亡くなったときの思いが(も?)込められている」という情報を知っただけで、歌詞の受け止め方が全然違うことに我ながら驚いた。人間の感情って、ささいなきっかけで揺れ動くものなんだなあ。

「南無阿弥陀仏」という呪文のような言葉も、これまでなんだか口にするのが気恥ずかしかったけど、意味を知れば、少し言いやすくなった気がする。煩悩だらけの私はつい、「阿弥陀様、お願いいたしますぅ」と心のなかで山のように願い事をしてしまいたくなるのだが、お坊さんの話では、感謝の気持ちを込めて唱えるのが大事だという。

最近嬉しいのは、母の腰の調子が少しよくなってきたこと。ありがたやありがたや。なもあみだぶつ。


◆お葬式のあとは忙しい…7月25日日記
早いもので、父が亡くなって明日で2週間だ。なんだか、バタバタバタバタしている。

市役所(支所)、郵便局、銀行、年金事務所などに行って、死亡届けや相続手続きなどを行なった。どこに行っても、何枚も書類に記入し、ハンコを押す。世の中「脱ハンコ」とか言ってるけど、死亡時の手続きにはハンコが必須である。金融機関では、相続人(我が家でいえば、母、姉、私)の実印や印鑑証明も必要だ。

相続手続きには、父親の生れてから亡くなるまでの戸籍謄本を用意しなければならない。相続人が他にいないかを確認するためだろう。

電気などの公共料金の名義変更や引き落とし口座の変更、クレジットカードの解約…。手続きというのは、本当に面倒くさい。

初七日の次は四十九日の法要かと思っていたら、葬儀のあとに毎週法要がある。初七日は葬儀の日に一緒にすませたが、今日は二七日(ふたなのか)の法要だった。このあと、三七日(みなのか)、四七日(よなのか)、五七日(いつなのか)、六七日(むなのか)、七七日(なななのか)=四十九日(満中陰)と続く。ネットで見ると、初七日は生前の盗み、三七日は生前の不貞、四七日は生前に嘘をついていないかを調べ、五七日は閻魔大王が生前の罪状を調べる。六七日は変成王(へんじょうおう)が生まれ変わる条件を加え、七七日は泰山王(たいせんおう)が六つの世界の中から故人の行く先を選ぶ。……などと書いてあるものもある。法要を重ねることで、故人の善が増し、故人の罪が軽減されるのだという。

ただ、浄土真宗は「臨終と同時に極楽往生する」という考え方で、法要しようがしまいが、すでに故人は成仏しているそうだ。法要は個人を偲び、仏法に接する機会を与えるためのものなのだとか。うちは浄土真宗なので、父親は裁きを受けることもなく、もう仏様になっているのだ。はるか昔に学校で習った「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」という親鸞の言葉が頭に蘇った。遺族にとっては、ありがたい教えではありませんか。(うちの父親は善人ですけどね)



◆「死」は突然にやってくる…7月15日日記
7月12日、父親が永眠した。享年91歳。8月1日の誕生日で92歳になるはずだった。年齢的にはいつ何があってもおかしくないのだけれど、特に危ない兆候がなかったので、私にとっては突然だった。

7月7日の七夕の日には、施設で出た稲荷寿司を喜んで頬張っていたという。が、7月8日午前中に熱があり、顔色が悪く血圧も下がっていたため、救急搬送。施設からの連絡を受けて、慌てて病院に駆けつけた。リンゲルを打ってもらって、60ぐらいまで低下していた最高血圧が110まで回復。酸素マスクを付けてはいるが、とりあえず状態は安定したように見えた。

今年は新型コロナで病院の面会禁止が続いていたのだが、今月から病院でも1回15分の面会が認められるようになったので、大雨警報がでていた10日以外は、毎日面会に行った。だが、酸素マスクをしている父親とは、会話を交わすことはできなかった。何か喋っていることもあったのだが、声は聞き取れなかった。

12日の午前9時半ごろ、病院から「息がとまっている」という連絡があった。急いで病院に行ったが、すでに計器のグラフはまっすぐになっていた。家族が揃った10時36分が死亡確認時刻となった。死因は一応「(誤嚥性)肺炎」ということになったが、体のあちこちで機能が低下していたそうで、「老衰」といっても差し支えないのではないかと思う。

3月上旬から新型コロナで施設での面会も禁止されていた。6月になってやっと1か月に1回大人2人までの面会ができるようになり、短時間言葉を交わすことができた。7月は姉がきたときに一緒に行こう…と思っていたら、救急車で運ばれるほうが先になってしまった。最後の数ヶ月、散歩もできなかったし、ゆっくり話ができなかったことが残念だが、こればっかりは仕方がない。

2年前に東京から山口に戻り、父親の車椅子を押して、施設から自宅までを何度も散歩した。他愛もないことを話しながら、一緒に散歩する時間は、とても幸せなひとときだった。何の恩返しもできなかったけど、そんな時間を持てたことは、私にとって本当に良かった。

それにしても、具合が悪くなってから亡くなるまではあっという間だった。人って死ぬときはあっけないんだなあ…。


◆毎年起きる「数十年に一度」の大災害…7月5日日記
この時期の田んぼは、稲が伸びて緑の絨毯を敷き詰めたようになっている。のどかで美しい光景だが、ひとたび川が氾濫すれば、たちまち泥の海になる。

地球温暖化のせいか、毎年のように「数十年に一度」の大災害が各地で発生する。2年前、私が山口県に帰った夏は、西日本豪雨で周南市にも大きな被害が発生した。幸い、八代にある私の家の周りは大した被害がなかったが、同じ旧熊毛町地区でも、南の方は川が氾濫して家も田んぼも水浸しになった。あとで当時の様子をビデオで見せてもらい、こんなにすごかったのかと驚いた。家が土砂崩れにあって亡くなった人もいる。

八代から国道に向かう道は土砂崩れで長い間通行止めになった。その後、3か所くらい片側交互通行にして、やっと通れるようになったが、土砂崩れ箇所では、山が大きく崩れ、倒れたたくさんの木が道路を越えて下の方まで流れているところもあった。テレビのニュースで見る「土砂災害」と同じような光景が目の前に広がっていたのだ。道路の復旧工事が完全に終わるまでには1年くらいかかった。

熊本の豪雨のニュースを見て、胸が痛む。夜中に突然家の中に水が流れ込んできたら、どうやって逃げればよいのだろう。被害にあった人は、みんな「これまでこんなことはなかった」と言っている。我が家の目の前の小川が大氾濫する可能性だって、ゼロではないと思う。

つい先日、非常に耳の遠い母が「昨日の晩は、雷の音がすごかったね」と言ったのだが、私は熟睡していてまったく気が付かなかった。私のようなぼーっとした性格だと、気が付くと水の中だったということも、十分考えられる。

熊本の被害の全貌はまだわかっていないが、テレビで見る映像では、1階がほぼ水没している地区がある。どうぞ、住民の方々が逃げ遅れていませんように。大変な被害があった地区で、新型コロナが追い打ちをかけませんように。


◆コロナ不安の中で、クマ出没警報!…6月25日日記
母の腰痛が悪化し、またリハビリに通うことになった。5月、6月と母方の親戚の不幸が続き、精神的に落ち込んだ影響もあるのかもしれない。また圧迫骨折か!?と心配したけれど、新しい骨折はないとのこと。痛みで体を動かさなくなるとますます体が動かなくなるので、なるべく動いたほうがいいそうだ。もう88歳。多少の不具合が起きるのは仕方ないと、母は自分の体と折り合いをつけつつ、出来ることをやっている。

新型コロナの影響で、田舎のお葬式も最近はほとんど「家族葬」だ。出席者はみなマスクを付け、お坊さんもソーシャルディスタンスを意識した距離で、お話をされる。会場は換気にも気を遣っている。

施設に入っている父親とは、月に1回大人2人までなら面会ができるようになった。久しぶりに会った父親は、あまり変わってはいなかったけど、生気に乏しい感じがした。感染のことを考えるとやむを得ないのだけれど、いま施設に入っているお年寄りや、入院中の患者さんは、どんなに孤独で不安だろう。コロナと共存するというのは、こういう状態がずっと続くということなのだろうか。仕事の用事はリモートでもなんとかなるけど、家族はそばにいる時間がとても大切なのになあ……。

ところで、周南市では、最近クマの出没が相次いでいるらしい。ただいま「クマ出没警報」発令中だ。昨日(24日)は、ジョギング中の男性がクマに襲われて怪我をしている。ここ八代でも、5月29日、クマが1頭捕獲された。6月20日にもクマが目撃されたらしい。散歩中にクマに出くわしたら、どうしましょ。


◆ゆっくり深く気持ちよく…6月15日日記
ここ何日か雨が続いていたが、今日はまあまあよい天気。ということで、久しぶりにお散歩に行った。田んぼの苗も、雑草も、にょきにょき伸びている。畑の野菜もそうだけど、植物って本当に成長のスピードが速い。

植物だけではない。先日、何か月かぶりに姪の子供(3歳と5歳の女児)が遊びにきたが、お喋りがうまくなり、動作も機敏になっている。子供の成長スピードも驚くほど速い。

それに対して、私の成長スピードの遅いこと。山口に帰ってから復活したピアノは、下手くそながらやっと5曲弾けるようになったが、ちょっと練習しない期間があると、たちまちつっかえる。ダイエットは3ヶ月で200gしか減っていない。もの忘れのスピードだけは加速している気がするけれど…。

でもいいや。若い頃は、「速く、高く、遠くへ」を目指していたような気がするけれど、いまの私は「ゆっくり深く気持ちよく」をモットーにしようかと思っている。

私が東京で習っていた呉式太極拳の先生は、太極拳は、力を抜いて頭を空っぽにして動きを止めずに行うことが大事だとおっしゃっていた。そうして訓練を重ねると、力任せにかかってくる相手を、力を入れずにさばけるようになるのだという。実際、練習では若くて格闘技経験があるような人も、50代の先生に軽くいなされていた(太極拳というと体操のようなものを思い浮かべがちだけど、呉式太極拳は、れっきとした武術なのだ)。

太極拳は、無為自然を説く中国の老子や荘子の思想と関わりが深いのだとか。いま、ちょっとしたご縁で、老荘思想もゆるりと勉強中だ。やりたいことはいろいろあるのに、とにかく速度が遅いのが最近の私(もともと速くはないのだが)。でも、動きをとめなければ、少しずつ前に進めると信じたい。


◆サメを追っかけ、病にも追っかけられて…6月5日日記
新たな自費出版本『サメを追っかけ、病にも追っかけられて』が出来上がってきた。http://www.rosetta.jp/books-pp/sfpb003.html
著者は、下関市の手島和之さん。30年以上にわたってサメの研究を続けてきた「サメ博士」だ。残念ながら、今年2月4日、著者校正を終えた直後、急性骨髄性白血病でお亡くなりになった。「自分が道半ばで倒れることがあれば、出版まで引き継いでほしい」と息子さんにあとを託されていた。

私が手島さんにお会いしたのは、今年1月14日。年末に原稿をいただいたのを急いでレイアウトし、疑問点を書きだして持っていった。1か月に10日間は病院に入院して治療をなさっているそうで、打ち合わせは病室だった。「薬の点滴の時間がはっきり定まっていないから、途中中断したらごめんなさい」と言われていたが、本当に打ち合わせの途中でお医者さんや看護師さんがバタバタと入ってきて点滴が始まった。15分くらいして点滴が終わると、また打ち合わせ。

温和な方で、「細かいところは任せますよ。私は人の言うことはわりと聞くんです」と、こちらの提案はほとんど承諾してくださった。「駅についたら何時何分のバスに乗って…」など、本に関すること以外でも、対応がとても丁寧で親切だった。

退院後、校正を終えて安心なさったのか、2月4日に永眠。それから私と息子さんで校正を重ね、無事本が完成した。

サメになんてまったく興味がなかったけれど、この本を読んで長年の疑問がちょっとだけ解決した。子供の頃から、イルカとサメはすごく形が似ているのに、どうして片方が魚で、片方が哺乳類なのか不思議だったのだ。手島さんの本によれば、サメの中には胎盤があって親と同じ形の赤ちゃんを出産する種類もいるという。つまり、サメはエラ呼吸だから魚に分類されるけど、生殖面では、哺乳類に近い魚だったのだ。なるほどね。

本の中で、手島さんはホシザメの進化に関するある仮説を述べ、「どなたかが何千年か後に教えてくださることを期待しております」と書いている。この本が、何千年か後までどこかに残っていて、未来の誰かが見つけてくれるといいなあ…と私も期待する。なんたって約2000年の時を経て発見された石碑「ロゼッタストーン」を社名にしているんだもの。息のながーーーい本になりますように。


◆緑のグラデーションの季節…5月25日日記
この時期の八代は、緑のグラデーションに囲まれている。遠くの青い山。常緑樹の深い緑。芽吹いたばかりの新緑。田んぼの苗や雑草の緑。どこを見ても、緑、緑だ。

鶴がいる時期は通行止めになっていた田んぼの横の細い道を散歩するのが、私の最近のお気に入り。田んぼでは、ゲコゲコと蛙の大合唱。鶴はいなくなったが、田んぼのあちこちに、白鷺(サギ)や青鷺が降りている。鷺の集団が飛んでいるのを見ることもある。鶴と青鷺は姿がよく似ている。

田植えが終わった田んぼは、水を多くたたえていて、少し小高いところから見おろすと、空や雲や山や太陽などが映りこみ、とても美しい。子供の頃には、この美しさに全然気づいていなかったなあ。

新型コロナに伴う緊急事態宣言がもうすぐすべて解除されるようだ。山口県では一足先に解除されていたけど、介護施設に入っている父親との面会は禁止されたまま。早く家族が普通に会えるようにならないかしら。

不良品だらけだった布マスクはいまだに届かないし(マスクは出回り始めたから、もう中止すればいいのに)、10万円給付も申込用紙さえ届かない。マイナンバーカードによる申請は職員のチェック作業が大変で、郵送による申請のほうがまだマシなのだという。

「日本は先進国だと思ってたのに、違ってたんだね」と、ある人がしみじみ言っていた。日本の国はどこで間違ってしまったんだろう。「鶴だと思っていたらサギだった」っていうと、鷺に失礼だな。


◆ひきこもり関係の小冊子を作ってわかったこと…5月15日日記
山口県の緊急事態宣言が解除された。が、八代での生活にはそれほど大きな変化はない。(もともと人が少ないのでね)

先週、ひきこもり支援施設「Arcadia山口」の依頼で制作した小冊子を納品した。自費出版の世界は、いろんなことに詳しい人がやってくるので、勉強になる。

Arcadia山口は小さな支援施設だが、ひきこもりの人を就労させることに力を入れている。代表理事によれば、「ひきこもり」には、不登校からそのままひきこもるケースも、職場でうまくいかずひきこもるケースもあるが、共通しているのが学校でいじめられた経験があることだという。「ひきこもり」をなくすには、学校での「いじめ」対策が必要なのだとか。(Arcadiaに相談に来た人の場合なので、すべての「ひきこもり」の人に当てはまるとは限りません)

この施設の特徴は、ひきこもっている間に衰えてしまった脳機能や筋力のリハビリに力を入れていること。「脳」というとなにやら怪しげだが、やる気を出すのに関係している神経伝達物質を増やすのに有効とされる食品(大豆、しじみ、レバーなど)を積極的に摂るようにするとか、手先の器用さを高めるために精密機器の分解・清掃を繰り返すとか、地道で健全な活動が実施されている。

親も含めて、周囲は「外に出られるようになれば働けるようになるだろう」と考えてしまいがちだが、しっかりリハビリしてからでないと、仕事に就いてもすぐに挫折して、またひきこもりに逆戻り…というケースがよくあるらしい。

代表理事は独学で脳の勉強を相当されている。学者ではないし、世話をしている人数も少ないから、科学的には証明できないけれど、これまで面倒をみた人が全員よい経過をたどっているところがすばらしい。

小冊子は、「Arcadia山口」のみでの販売。定価1100円(税込)。B6判。68ページの小冊子です。お問い合わせは、Arcadia山口(メール:phoniex7676@docomo.ne.jp)へ。

※小さな施設なので、「Arcadia山口」で検索すると、他の会社が表示されます。


◆今年もムカデとの戦いが始まった…5月5日日記
お風呂の窓にヤモリ君が貼りつく季節になった。この時期、ムカデも活動が活発になる。

今年は4月13日に、姉に手伝ってもらって、部屋の床下にムカデ駆除用の燻煙剤を焚いた。準備万端、これで今年は大丈夫だよね…とすっかり安心しきっていたのだが、昨晩、布団に入ってテレビを見ていると、布団の上でなにやら黒いものがうごめいている。もしや…と慌てて電気を付けて確認すると、大きなムカデが!

しまった。油断していた。今年は大丈夫だと思って、手元に駆除スプレーを置いていない。あたふたと取りに行って戻ってくると、ムカデは布団の下に潜り込もうとしていた。スプレーをシューッ。ムカデが逃げる。追いかけてシューッ。久々の戦いなので私の動きも鈍いが、幸い、ムカデの動きもさほど機敏ではない。物陰まで逃げ込まれてしまうと私の負け。ムカデはスプレーを少しかけたぐらいでは、簡単に死なないのだ。

これでもかというくらいスプレーをかけてもムカデは障子の敷居にそって、もぞもぞと逃げ続ける。畳の隙間から下に潜られてしまっても困る。動きが鈍くなるまでスプレーをかけ続け、「逃げるなよ逃げるなよ」と念じつつ、今度は菜箸を取りに。ムカデはかろうじてまだ手の届く場所にいた! フッフッフッ、菜箸でつまんでしまえば、こっちのものだ。そのまま台所まで持っていき、熱湯をしばらくかけて駆除終了。ほっ。

燻煙剤の効果は約1か月と書いてあったのだけど、約3週間で効き目が切れてしまうとは…。今朝は一人で畳を上げ、燻煙剤を焚いた。畳を1枚上げ、シートをはがし、その下の板をはずして燻煙剤を置き、スイッチを押す。すぐに煙が出始めるので、すばやく板を元に戻し、シートをかぶせ、畳を元に戻して部屋を出る。人間って、必要に迫られると、何でもできるんだなあ。

これでしばらくムカデが出てこないといいんだけど。


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