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ロゼッタストーン日記

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第24部 「もう一歩前へ」


女編集長起業奮戦記
ロゼッタストーン日記
ついに書籍化!
「ロゼッタストーン日記」第1部(ロゼッタストーンは本当に創刊できるのか)が、
『女編集長起業奮戦記』という本になりました!
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新しい年になりました。ロゼッタストーン日記の今年のテーマは「もう一歩前へ」。昨年テーマの「足るを知る」という謙虚さは持ちつつ、新しい何かにチャレンジする気持ちは忘れないようにしたいと思います。

田舎に帰って3年以上が過ぎ、小さいけれど足場ができてきたような気がします。そこからもう一歩前へ進みたい。さて、2022年はどんな年になるのでしょうか。

今年もご愛読、よろしくお願いします。

ロゼッタストーン 弘中百合子


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◆昔の名前で出ています!?…8月5日日記
とある仕事で、女子高校生たちと一緒に小冊子を作ることになった。先日の顔合わせで自己紹介をしたのだが、「読み方が分かりにくいかもしれないので…」と女子高生たちが次々にスマホに自分の名前を表示したものを見せてくれた。なんて新鮮な自己紹介!

みんな少女漫画の主人公のような可愛らしい名前で、確かに読むのが難しい。「○○子」なんて名前の子は全然いない。私がウメとかトメなんて名前を「古い名前」だと感じるように、いまの女子高生は「○○子」を古い名前だと思うんだろうなあ。

友人曰く、「いまどきの名前はキラキラネームだけど、昔風の名前はしわしわネームって言うみたいよ」とのこと。ネット検索したら、本当に「しわしわネーム」って言葉が出てくる。名前までしわしわにしないでくれ〜。

別の知人曰く、「子がつく名前もあるみたいですけどね、最近は2文字が多いみたいですよ。たとえば亜子とか」。そういえば皇室の世界も「眞子様」「佳子様」だったものね。

弘中百合子じゃなくて、弘中百子ならいまっぽい? うーむ。全然若々しい名前に見えないのはなぜかしら?


◆医学の常識は少しずつ変わっていく…7月25日日記
以前私は直腸に「カルチノイド」(正式名称は、NET<神経内分泌腫瘍>)という悪性腫瘍ができたことがある。大腸の内視鏡検査でポリープが見つかって切除し、調べたら「カルチノイド」だったのだ。もう切除したんだからいいだろうと思っていたら、「再発予防のために追加手術を」と勧められた。その時医者には「再発率20%。再発したら命に関わる」と言われたが、手術後の排便障害などの後遺症を考えると、私は手術に踏み切れず、「経過観察」を選択した。(詳しいいきさつは、弊社発行の『大腸がん』の本の中に書いてあります)

私の「カルチノイド」は大きさが7mm、悪性度は低く、リンパ管侵襲もなかった。唯一「静脈侵襲」があったことで、手術の対象になってしまったのだ。

それから約7年。おかげさまで私は元気である。「カルチノイド」は患者数が少なく世の中にでまわっている情報も少ないので、私と同じ状況の人は、「手術すべきか、経過観察にすべきか」と今も迷ってしまうようだ。『大腸がん』の本を制作したとき、カルチノイドについても取材したが、カルチノイドの再発予防手術に関しては、医者によっても真っ二つに意見が分かれているとのことだった。患者数が少ないので判断しかねる…というのが実情なのだろう。

そんな医者たちが頼りにするのが医者向けのガイドラインである。ガイドラインでは一つでも危険因子があったら手術をするのが標準治療になっており、世の中の多くの病院は、ガイドラインに沿って患者に手術を勧めている。(外科的切除・根治的手術)

つい最近知ったのだが、2020年大腸癌研究会が、全国の病院にカルチノイドのリンパ節転移の危険性についてアンケート調査を行っている。その要旨を見てみると、腫瘍の大きさや、悪性度、浸潤の深さ、リンパ管や血管浸潤などの危険因子が1つか2つの場合のリンパ節転移は約20%、3つ以上あると60〜75%。危険因子が多いほど、転移の危険性は大きくなる。研究のテーマはそこにあるらしい。

が、私が気になったのは、実際に再発した人の数だ。「内視鏡切除後に追加の治療を受けなかった結腸直腸NET患者254人のうち、1人はリンパ節再発を経験した。さらに、外科的切除後、5人の患者が肝転移を経験し、3人が局所再発を経験した」とある。こういう具体的な数字はありがたい。追加手術を受けなかった患者でリンパ節再発は1人だけ。追加手術をしたのに肝転移した人が5人、局所再発が3人。もちろん、よりリスクを感じる人が外科手術を受けたのだろうけど、この数字からは手術のメリットが感じられない。

別のグループの研究結果も紹介されていて、それには「最近の系統的レビューでは、リンパ管浸潤を有する直腸NETs患者が良好であり、1022人の患者において再発のわずか0.3%であったことが報告され、内視鏡的切除で治療されたLVI陽性の小型直腸NETsに根治的手術の完了が絶対に必要ではないと結論付けた。しかし、彼らはまた、外科的切除を伴わない直腸NETs患者の再発遅延を評価するために、10〜20年の長期追跡調査が推奨されると付け加えた」とある。もっと長い期間の調査が必要ではあるけれど、手術を絶対視しない論文も出てきているようだ。静脈侵襲の事例ではないが、参考になる。

ただ、こうした論文が世の中に広まるのには時間がかかる。世の中の多くの病院では、しばらくは一つでも危険因子があれば、手術を勧められるのだろう。とにかく命を守るために何かする、という点では、間違いとは言えないけどね。


◆安倍元総理銃撃の衝撃…7月15日日記
安倍氏が応援演説中に銃撃されて死亡してから1週間。あれだけの大物でも、こんなに簡単に亡くなってしまうのか…と命のはかなさを感じている。

ちょうど今幕末の頃の歴史を読んでいるのだが、幕府に殺されたり、自害したり、暗殺されたり、戦死したり…、あの人もこの人も若くして亡くなっている。150年くらい前(明治維新前後)には、日本人同士で殺し合っていたのだ。

ロシアのウクライナ侵攻を見ても思うけれど、世の中の仕組みが大きく変わっても、昔と今で人間の本質はあまり変わっていない。日頃は見ないようにしているが、人間の中には愚かで暴力的なものが内在している。

最近の日本で目立つのは、追い詰められた人間の一部が、ためこんでいたものを爆発させるケースだ。自分自身にも絶望し、他人をまきこむことを躊躇しない。実際に事件を引き起こす人が氷山の一角だろうと思うと、平和の日本の中に暗い闇を感じる。

一方で、ある外国の人には「銃撃があっても、誰も逃げようとせず、その場に立ち止まっている。日本が安全な証拠だ」と言われた。確かに日本人はみんな銃撃慣れしていない。海外でテロに巻き込まれたら、真先に犠牲になってしまいそうだ。本来は危機管理なんて考えなくてよい世の中は幸せなのだろうと思うけど…。

安倍元首相死去のニュースを見ていると、悲しさ、寂しさ、怒りがこみあげてきて、私は意外に安倍氏が好きだったんだなあと思った。政治的考え方については、賛同できる面も、賛同できない面もあったけれど、やはり地元出身という親近感が大きい。保守派筆頭の政治家だが、家では、夫人の行動を縛る様子もなく、「家父長」という感じはしなかった。葬儀では夫人が亡骸に頬ずりしたと伝えられているから、本当に仲がよかったのだろう。

昭恵夫人は葬儀で吉田松陰の言葉を引いて、「10歳には10歳の春夏秋冬があり、20歳には20歳の春夏秋冬、50歳には50歳の春夏秋冬があります。(略)本人なりの春夏秋冬を過ごして、最後、冬を迎えた。種をいっぱいまいているので、それが芽吹くことでしょう」とあいさつしたという。

普通の人よりも、各季節の色が濃い人生だった。ご冥福をお祈りします。合掌。


◆もうすぐ参議院議員選挙なのだけど…7月5日日記
7月10日は参議院議員選挙…なのだが、田舎にいると、なんだかちっとも盛り上がらない。選挙カーもほとんど来ないし、テレビで見ながら「ああ、選挙やってるんだあ」という感じ。ウクライナの戦争を見るのと距離感はあまり変わらない。※個人的感想です。

政治にはそれなりに関心を持って生きてきたつもりなのに、ここに来て本当に、誰に投票したらいいのかわからなくなってきた。これでは「選挙なんて興味なーい」と言っている人達と変わらないではないか。

消費税を下げます。教育費を無料にします。医療費も無料にします。防衛費を上げて日本を守ります。10万円の給付金を払います。どの政党も「あれをしてあげる」「これをしてあげる」と言うけれど、どの候補者も遠く感じる。自分たちの代表という感じがしないのだ。

新聞に「参議院選挙はくじ引きにしたほうが公平にいろんな立場の人が代表になる」という意見が紹介されていた。以前は国会議員はちゃんとした見識のある人がなったほうがいいから、くじ引きなんてとんでもないと思っていたけど、最近くじ引きも悪くないかも…と思い始めている。女性も若者も非正規社員もフリーランスも自営業者もブラック企業に勤めるサラリーマンも零細企業の経営者も派遣社員も日雇い労働者も農家も教師も看護師も介護士もマスコミ人も公務員も主婦も研究者も技術者もIT系エンジニアも…、とにかくいろんな人が混ざっていたほうが、「私の代わり」と思える人が見つかるかもしれない。

裁判員制度だって、最初は一般人が人を裁くなんてとんでもないと思ったけど、意外にちゃんと機能しているみたいだし…。誰を入れるかもあみだくじで決めようかなあ…(←うそです)


◆素敵な偶然…6月25日日記
先日、自費出版本を出したいという人から相談の電話がかかってきた。そのとき、私は東京から来たお客様を案内するために湯田温泉にいた。「お住まいはどちらですか?」と聞くと、「湯田温泉です」とのこと。あらま! そんなわけで、お客様を見送ったあと、そのままその人のご自宅にお邪魔して打合せ。人生ではこういう偶然がよく起きる。

私だけではなく、多くの人に起きるから「偶然」という言葉があるのだろうが、偶然ってどうして起きるんだろうと、時々思う。(たまたま起きるから「偶然」なんだけどね)

たとえば、「セロ弾きのゴーシュ」のイラストをお願いしたら、イラストレーターさんが「僕、卒論が宮沢賢治だったんです」とか。釈徹宗さんというお坊さんにちょっと興味があって会いたいなあと思っていたら、なんと私の地元の八代のお寺の行事(新しい住職をお披露目する行事)にゲストでいらしたりとか(八代のお寺の先代住職と同じ学校の同級生という縁らしい)。大切な取材なのに飛行機に乗り遅れてしまったとき、たまたま飛行機がエンジントラブルを起こして引き返してきて乗ることができ、取材に間に合ったとか。

確率で考えれば、ありえないほど小さな確率(「奇跡的」と言えるかもしれない)なのに、なぜか偶然、ラッキーなことが起きる。ちょくちょく起きる。これはどういうことなんだろうと、いつも不思議に思う。

クリスチャンの友人は「それは、神様の力よ」と言う。でも私はクリスチャンじゃないし…。

「セレンディピティ」という言葉もある。ウィキペディアによれば、「素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること」らしい。きっと誰もが素敵な偶然に出会っているんだろうなあ。素敵な「偶然」を「必然」にする人が、世の中で成功するのかしら…。


◆カルチノイド仲間募集中…6月15日日記
2019年に『大腸がん 最新標準治療とセカンドオピニオン』を発行して約3年。この本の中には、私自身の直腸カルチノイド体験談も掲載している。カルチノイド(神経内分泌腫瘍)は患者が少なく情報も少ないので、当時の私は情報を得るのに苦労した。直腸のカルチノイドは、手術後に排便障害などの後遺症が残るので、再発予防の手術をすべきか否か、悩ましいのだ。私は手術しない道を選び、幸い今のところ再発の兆候はない。

今年になって立て続けに2人、カルチノイド患者の読者から連絡があった。情報を探し求めるうちに、ロゼッタ発行の本にたどりついたらしい。カルチノイドの正式名称は「神経内分泌腫瘍」というのだけれど、昔ながらの「カルチノイド」という病名がまだ使われているようだ。情報がなくて困る状況も、私が悩んでいた7年前と変わっていない。

とりあえず、連絡をくれた2人と私でライングループを作り、情報交換を始めた。世の中には、手術をするか経過観察にするか、同じように悩んでいる人が他にもいるのではないかと思う。インターネット時代のよいところは、検索すれば、自分の求める情報に出会えること。私が日記でカルチノイドと連発すれば、悩んでいる誰かがロゼッタストーンにたどりつくかもしれない。

専門家ではないので、診断や治療方法の具体的なアドバイスはできないし、すべきではないと思うけれど、情報交換の場を提供することはできる。他の人がどのように診断され、どのような考えで治療方法を決めたかというのは、自分自身が決断するときの参考になる。人の言うことをそのまま信じる人なら、主治医の判断に従うだけで悩まないはずなので、ロゼッタストーンにたどりつく人は、悩みはするけれど、最後には自分自身で決断する力を持っている人だと思う。ロゼッタストーンとしては、その人が後悔しない決断をするために必要な情報を提供していきたい。

……というわけで、ロゼッタストーンでは、カルチノイド(直腸)仲間を募集中。手術すべきかどうか迷っている方、現在経過観察中の方、よかったら、一緒に情報交換しませんか? 興味のある方はご連絡ください。


◆久しぶりの東京…6月5日日記
5月末、ロゼッタストーン株主総会のため、3年ぶりに上京した。東京は相変わらず人が多い。若い人もウジャウジャいる。日頃は40代の人を見ると「若いなー」と感じる環境なので、つい若い子に目がいく。若い女の子は、白い不織布マスクではなく、それぞれにおしゃれマスクを楽しんでいた。

ロゼッタストーンがあった池袋周辺はあまり変わっていなかったが、東急ハンズと丸井がなくなっていたのがちょっと寂しかった。

今回の株主総会は、オンラインとリアルの同時進行。株主さんの一人の会社会議室をお借りしての開催だった。コロナでリモート会議が普通になっているらしく、発言者を自動的に感知して撮影するカメラ付きマイク兼スピーカーやみんなで見られるモニターも貸してもらった。まさか、ロゼッタストーンの株主総会を、こんなSFのような世界で開催する日が来ようとは…。時代の進歩はすごいなあ。

……が、日本の将来はバラ色ではない。今回話をしたある人は、外科に診察を受けにいって、担当医に「こんなに借金を抱えて、日本はもうダメですよ。あなたも子どもがいるなら、考えたほうがいい」と言われたのだとか。いま戦争や紛争に巻き込まれている国を思えば、日本は幸せな国だと思うけど、将来の希望が見えづらいのは事実かも。地方の場合は、いまの60代以上がみんな死んでしまったあと、はたしてこの集落は残るのだろうか…という心配はある。

若い人たちが魅力を感じる地域にしていかないとね。


◆地域おこしグループ「夢現塾」…5月25日日記
私の地元八代には、夢現塾(むげんじゅく)という地域おこしグループがある。現在の塾長は、私より一つ年上。中心になっているのは、私とほぼ同世代の人たちだ。これまでに参加したのべ人数は50名。現在は、28名の塾生(うち女性2名)が現役で活動している。

この夢現塾の「30周年記念誌」の制作をロゼッタストーンが手伝い、先日完成した。夢現塾の誕生は1991年。私が上京したのが1989年だ。夢現塾の30年間は、私が東京にいた30年間とほぼ重なっている。そんなわけで、こちらに戻ってくるまで、私は夢現塾の存在を知らなかった。さいしょ耳で聞いたときは、「無限塾」かと思っていたぐらいだ。

30周年記念誌なので、これまでの活動内容がまとめて書かれている。私の知らないことだらけだった。秋に「収穫祭」という大きなイベントが八代で開催されている。大根がもらえるユニークなイベントがあったりして、この日は多くの人が八代を訪れる。……八代小学校は、ギフチョウという珍しいチョウを育てていて、春になると、いつもマスコミが取材に来る。……毎年、ボランティアの人が集まり、ツルのねぐらの掃除が行われている。……あれも、これも、みんな夢現塾が主体になって頑張っていたのだ。

荒れ果てていた鶴のねぐらを5年がかりで復元したこともあるという。かつて、ツルのねぐら近くに生ゴミの処理場建設が計画されたことがあったらしい。それを阻止するために奔走したのも夢現塾だ。ここ数年、少しずつナベヅルの数が増えてきたのも、夢現塾の人たちの地道な努力が実を結んできたのだろう(ツルに関しては、他にも活動している団体があるので、夢現塾だけではないけれど)。

お酒を飲んだり、ケンカしたり、女の子を見てウキウキしたり…、記念誌の中で浮かび上がってくるのは、楽しみながら地元を盛り上げてきた塾生たちの姿だ。八代を守り続けてくれた夢現塾の人たちには、感謝しかない。

が、問題は高齢化である。夢現塾生の平均年齢は約58歳。2025年までは活動することが決まっているが、そのあとのことは未定らしい。次世代リーダーの誕生を期待したいけど…。


◆山口県のペット殺処分率が激減…5月15日日記
県外にいる知人に、山口県のペット殺処分率が激減したというニュースを教えてもらった。5月6日の日本経済新聞によれば、2012年度92.1%から10.8%にまで殺処分率が減ったのだという。2020年度の殺処分率の低さは、日本全体で第7位。こんなに急激に対策が進んでいるとは知らなかった。

私が山口に戻ってきてから、周南市の野犬の多さが全国ニュースになったことがある。その対策で殺処分が増えそうなものだけど、周南市はどうしてるんだろう。…と、ネットで野犬への取り組みを見てみると、犬猫の捕獲や譲渡は県の業務で、市はそれに協力するという立場らしい。山口県動物愛護センターが頑張っているんだな。

殺処分率の低さを見ると、1位が岡山県、6位が広島県、7位が山口県、8位が鳥取県、15位が島根県と、中国地方はどの県も優秀だ。隣の県と競い合って頑張っているのか、情報を共有しあって効果をあげているのか、民間の動物愛護団体が強力なのか…、いずれにせよ、殺処分が減っているのは嬉しい。

周南市の前市長が語呂合わせで「周ニャン市構想」をかかげたとき、「猫にやさしい街でもないのに」と、猫好きの人たちからもあまり支持を得られず、結果的に、「周ニャン市」を批判した現市長の当選へとつながった。殺処分対策とセットにしてアピールしたら、少しは味方が増えていたかもしれない。

私が住む周南市八代は、もともとナベヅルを守ろうという気持ちの強い土地。山口県令により八代村のツル捕獲が禁じられたのが、日本で初めての自然保護条例なのだとか。動物の命は大切に。人間の命ももちろん大切に。みんながそう思えば、戦争なんて起こらないはずなのになあ。


◆夏野菜を植えました♪…5月5日日記
昨日は畑に、トマト、ナス、ピーマンの苗を植えた。少し前に種を植えたほうれん草や春菊は、芽が出始めている。さらに前に植えたジャガイモはだいぶ大きくなった。エンドウ豆は花が咲き、小さな実ができはじめている。あとは、かぼちゃにトウモロコシにキュウリ、タマネギ…。弘中家の畑には、いろんな野菜が植えてあるのだ。もう少ししたらオクラも植える予定。

畑は90歳になった母が管理してくれているのだが、時々は、私もお手伝いする。母の指示通りに動くだけで、まだまだ初心者マークだけれど。

何が起きるかわからない世の中。家の裏に食べものがあるのは、いざというときに心強い。畑というのは、危機管理的にもいいんじゃないかしら…。

が、野菜が育ちはじめる時期は、虫たちが活発に活動を始める時期でもある。まだ姿は見ないけれど、今年もムカデとの戦いが近づいている。

ある人に「田舎は虫がいっぱいで…」と言ったら、「いいですねえ」とうらやましがられた。きっとチョウチョやトンボやテントウ虫などを思い浮かべているのだろう。家の中にやってくる虫は、ハエ、蚊、アブ、ムカデ、ナメクジ、蜂、蛾、アリ…、あまり歓迎したくない類だ。

女優の中谷美紀は、外国人の音楽家と結婚して、オーストリアの風光明媚なところで暮らしているらしいが、テレビで「ナメクジがたくさんいるんですよ」と語っていた。自然豊かな場所だと、セレブの家でもナメクジがいるのか…と、ちょっと親近感を感じた。「一緒にするな」って言われちゃうかな…。


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