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第27部 「バランスのよい生活」
ロゼッタストーン日記 ついに書籍化! |
「ロゼッタストーン日記」第1部(ロゼッタストーンは本当に創刊できるのか)が、
『女編集長起業奮戦記』という本になりました!
>>詳しくはこちら |
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昨年の創業25周年行事を終え、ロゼッタストーンは創業30周年をめざして歩み始めています。「ロゼッタストーンがあってよかった」と思ってくださる方が一人でも増えるように、一つ一つの仕事を丁寧に大切にこなしていきたいと思います。まだ守るほどの何かがあるわけでもないので、チャレンジ精神を忘れず、新しい境地をめざしてがんばります。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
ロゼッタストーン 弘中百合子
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| | 何歳になっても、初めての体験はあるものである。今日、周南市長を表敬訪問してきた。スポーツ選手がオリンピックでメダルを取ったときなどに、市長や知事を訪問するのをテレビで見ることがあるが、あれである。私もついにオリンピックに出場が決まった…なんてことは、もちろんあるはずもない。
道の駅「ソレーネ周南」が企画・開発したお酢「周南物語。梨で、酢。」が、日本野菜ソムリエ協会が主催する「調味料選手権」の酢部門で、最優秀賞(日本一)を受賞した報告に行ったのである。なぜ、私がその報告に行ったかというと、今年度から道の駅「ソレーネ周南」を運営・管理している周南ツーリズム協議会の代表理事を務めているからである。なぜ代表理事を務めているかというと、たまたまである。世の中は、常に不思議に満ちているのだ。
主な放送局、主な新聞、ほとんどのマスコミが取材に来ている注目度の高い「表敬訪問」だった。「梨で、酢。」は、周南市須金地区で収穫された規格外果実の果汁をつかい、周南市の吉田屋醤油(アサヒワシ醤油が主力商品)に開発製造してもらったものだ。発売は2020年。地元が須金の藤井市長は、もともとこのお酢を愛用されていたそうで、「もう10本ぐらいは使ったかしら…」とおっしゃっていた。どんな料理に使うかまで教えてくれて、私よりもはるかに上手に商品のよさをアピールしてくださった。ありがた山である。
市長への報告後、私はカメラの前に立ち、嬉しそうに喜びを語った。もちろん嬉しいのだけど、私がこのお酢の企画をしたわけでも、開発をしたわけでもない。ここに立つべきは私ではないのではないかという気がしてしまった。開発者の吉田醤油さんも同行してくださったので、そこにスポットライトが当たるのはとてもよかったが、次回同じようなことがあったら、ソレーネ周南も現場の担当者に行ってもらうことにしよう。
ソレーネ周南は、食品ロス削減にも力を入れていて、規格外商品などをつかったオリジナル商品をたくさん発売している。これを機に、ソレーネ周南のオリジナル商品がもっと注目されるといいなあ…。 |
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| | 季節の変わり目だからだろうか。我が家がある八代(やしろ)地区では、母と同世代(90歳前後)の方が最近、2人亡くなった。すべての情報が入ってくるわけではないので、他にも亡くなった方がいらっしゃるかもしれない。
亡くなった方のうちの1人は、前の日までお元気だった。母は今は元気なのだが、自分もいつ何があるかわからないと思ったようで、遺影にする写真を探し始めた。「押入れに入れておいたはずのアルバムがない」と騒いでいる。私が東京から帰ったときか、父が亡くなったときに、片付けようとしてどこかに移動してしまったのだろう。
いくつかアルバムを見つけて見せるのだが、「これではない」「これも違う」と、母がめざす写真が見つからない。結局、翌日になって、母の部屋の押入れから見つかった。「あったー!」というので見ると、40年前の写真である。いまの私よりも若い。ちと若すぎないかい?…と心の中で思ったが、こういうのは本人が納得できるものが一番だろう。とりあえず、遺影の写真が決まり、母はほっとしたようだ。私も迷わずにすむ。この写真が必要になるのが、もう少し先でありますように。
道の駅「ソレーネ周南」のオリジナル商品「梨で酢。」が、調味料選手権2025・酢部門で日本一に輝いた。「カンタン酢」みたいに、かんたんに使える調味料だ。「日本一」というのが素晴らしいではありませんか。鶏肉を切って、フライパンで焼き、「ナ〜シ〜です〜っ♪」とどこかのCMをまねて「梨で酢。」を注ぎ入れ、煮詰めてみてください。おいしいよ。 |
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| ◆「くまげ応援キャンペーン」で熊毛再発見!…10月15日日記 | ▲ |
| 今年も熊毛町商工会の「くまげ応援キャンペーン」が実施されることになり、いつも通りロゼッタストーンで運営・宣伝を請け負うことになった。今年で5回目である。
「くまげ応援キャンペーン」に関わらせてもらって嬉しいのは、熊毛のいろんなお店の魅力を発見できること。今年新たに参加してくれた4事業所も、それぞれ個性的だ。
業務用食器や信楽焼の狸などを扱う「うつわ村」。以前は、店中信楽焼きの狸でいっぱいだったそうだが、新型コロナで仕入れに行くのが難しくなり、だんだん業務用食器へとシフトしてきたそうだ。それでも、店内には、大小さまざまな狸が置いてある。一時は、信楽焼の狸だけで商売が成り立っていたと聞いて、びっくり。狸って人気があるんだなあ。
無料送迎サービスをやっている「ベル美容室」。お隣の光市で、貸衣装店や写真館も経営している。この貸衣装の店が、非常に本格的で、京都上賀茂神社で祓い清めた「御祓乃衣(おはらいのころも)」の山口県唯一の取扱店なのだとか。藤原紀香ら大物芸能人の衣装も数多く手がけた、友禅作家・秋山章の衣装を借りられるという。
熊毛進学学院という塾の講師。もともとプログラマーだったそうなので、プログラミングはお手のもの。最近は学校でプログラミングの授業が必修になったようだけど、プログラミングを勉強しようと思ったら、最適の講師がいるわけだ。
呼鶴タクシー。事務所にお邪魔すると、犬の写真が飾ってある。社長は犬を育てるのが趣味で、日本警察犬協会の大会で日本チャンピオンになったことがあるそうだ。まさか、タクシーの取材に行って、警察犬の日本チャンピオンの話を聞くことになろうとは!
約40の事業所が参加する、「くまげ応援キャンペーン5」は11月15日〜12月15日まで。期間中は、さまざまなジャンルの事業所で、お得なクーポンを利用できます。みなさま、どうぞお楽しみに! |
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| | うちの脱衣所には、虫取り網が置いてある。換気のために昼間お風呂場の窓を開けていると、いつの間にか、いろんなものが入っているのだ。今日もお風呂に入ろうとしたら、カエルが窓の内側にいてこちらを見ていた。子どもの頃は「カエルがいる〜!」と大騒ぎして、大人に出してもらっていたのだが、いまや虫取り網でちゃっちゃとカエルを窓の外へ。蛾、アブ、ハチ、ヤモリ、バッタ、大きなクモ(小さなクモは無視)など、今年何度虫取り網が活躍したことか…。
暖かくなると、我が家の風呂場の窓には、ヤモリがはりつく。私は、お風呂でヤモリが蛾を食べるのを観察するのが日課なのだ。リアル「ダーウィンが来た!」(NHKの動物ドキュメンタリー番組)である。1回だけ、ヤモリが別のヤモリの上に重なっている現場を目撃した。たぶん交尾をしていたのだろう。窓に張り付いているので裏側から見る形になるのだが、なんだかなまめかしくて、見てはいけないものを見てしまったような気になった。そんなヤモリも今日は姿を見かけなかった。飛んでくる虫が減り、窓に張り付くメリットがなくなったのかな。
自民党総裁選では、高市早苗議員が選ばれ、どうやら初めての女性総理大臣が誕生しそうである。画期的なことのはずなのだけど、なんだか、盛り上がりに欠ける。私自身も、ちっとも興奮しない。最近は、女性市長などのスキャンダルも増えてきたし、まだまだ数が少ないとはいえ、女性議員がトップになっても驚かない世の中になったってことかもしれない。女性かどうかより、何をするのかが大事だよね。
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| ◆毎日新聞に『わたしのみっけ!』の記事が!…9月25日日記 | ▲ |
| ますはらみずえさんの詩集『わたしのみっけ!』が、昨日の毎日新聞朝刊に大きく取り上げられた。小学校の教員だったみずえさんは、13年前にがんのため亡くなった。『わたしのみっけ!』は亡くなったあとに見つかった彼女の詩を、ご主人が自費出版で1冊の本にまとめたものだ。
毎日新聞の記者は気が利くなあ…と感心したのは、みずえさんの写真を掲載し、旧姓(小林)や、勤めた学校名まで書いてくれていること。これなら彼女が独身時代の教え子でも、ちゃんと「あの先生だ!」と確認できる。素晴らしい。
トランポリン教室で一緒の人が「いつもは、あまり県版を読まないんだけど、写真の中の本の表紙が目に入って読んでみたら、記事にロゼッタストーンの名前が出ていたから」と、新聞記事を持ってきてくださった。尾崎眞吾さんの表紙のイラストには、やはり人を惹き付ける力があるようだ。記事がカラーだったのもよかったのだろう。
この詩集ができたきっかけは、大谷泰彦(やすべえ)さんの番組(FM山口)に私がゲスト出演したのを、たまたまみずえさんのご主人が聴いていたこと。そこでロゼッタストーンの存在を知り、連絡をくださったのだ。大谷さんのラジオに出ることになったきっかけは、たまたま共通の友人が始めるプロジェクトに大谷さんと私が誘われていて、久しぶりに顔を合わせたこと(プロジェクト自体は立ち消えになったが)。尾崎眞吾さんにイラストを頼んだきっかけは、たまたま私の中学時代の同級生が尾崎さんと知り合いだったからだ。
ロゼッタストーンでは、以前、美祢市のボランティアグループ「みね華の会」が発行する絵本『白い宝物』を制作したことがある。みずえさんは主に美祢市の小学校で勤めておられたと聞いて、「みね華の会」の方に詩集についてお知らせしたら、本を購入して、地元でPRしてくださっている。関心を示してくれた人の中には、みずえさんの元同僚もおられるようだ。
物事というのはこういう「たまたま」が重なって、進んでいく。これが「ご縁」というものなのだろう。記事をきっかけに『わたしのみっけ!』が、もっとたくさんの方に読まれますように。 |
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| | 新型コロナが広がった頃から、ずっとサボっていたのだが、先日、思い切って健康診断を受けにいった。体重が大幅に増加したので、検査の数値も悪化しているだろうなあ…と覚悟していたが、案の上、ボロボロだった。
最近の物価なみに、検査数値が軒並み上昇している。血圧、血糖値、悪玉コレステロール、肝臓……みーんな正常値を超えているのだ。がーーーーん! これは、いくら何でもヤバイでしょ。
もうダイエットなんかしなくていいや…と諦めムードになっていたのだが、見た目というより、健康上、ダイエットが必要になってしまった。いま思えば、ダイエットダービーをやっていた頃の私は、まだマシだったのだ。
とりあえず、しばらくはスイーツ自粛。アルコール自粛。ご飯は腹8分目。1カ月に1kgの減量をめざすことにした。そうすると1年後にはマイナス12kg。なんとか人並の体型に戻れるのではないだろうか。 |
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| | 田んぼでは稲刈りが始まり、車を運転していると赤トンボとぶつかりそうになり、夜は虫の声が大きくなってきた。真夏のように暑いけれど、やっぱり秋なのである。梨にぶどう…etc.、味覚の秋も始まっている。
最近アマゾンのオーディオブック(本の朗読)をお試し利用している。お布団に入ってから寝るまでの時間を有効活用できるかも…と思ったのである。
映画「国宝」がよかったので、本の『国宝』を聴いている。朗読は、尾上菊之助。さすがにお上手である。聴きながら、「これは読書だろうか?」と疑問に思った。感覚としては、ラジオドラマを聴いている感じなのである。
オーディオブックの弱点は……というより、オーディオブックを私が聴く場合に不都合な点は、必ず寝落ちするので、どこまで聞いていたか、巻き戻すのが面倒なことだ。紙の本ならどこまで読んだかは、しおりがなくても、パラパラめくればだいたいわかる。オーディオブックの場合は、(このあたりかな?)と再生しては、(ここは知らない)(ここは知ってる)と、元に戻るのに時間がかかるのだ。きっちり「ここから」というのは難しいので、たいていちょっと重複しながら聴くことになる。さらに、私は、すぐに寝落ちしてしまうから、いつまで経っても読み終わらない。ずいぶん前から読んでいる(読んでもらっている?)が、まだやっと歌舞伎デビューしたくらい。いつになったら読み終わるんだろう。
読者が寝たことがわかると自動的に再生をやめ、次回はそこからスタートする、なんて仕組みのオーディオブックができるといいな。でも、できないだろうな。 |
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| | ここ5年ぐらい健康診断をさぼっていたのだが、今年こそ…と、今日健康診断に行ってきた。体重がまた増えていてショックである。1年に1キロずつ着実に増えている感じだ。見事な右上がり。このままいくと、あと20年生きるとして(生きるかどうかはわからないが)、死ぬ頃にはプラス20キロ!! オー!ノー! 勘弁してください。
血圧もやや高めだったし、結果はまだ出ないけど、きっとコレステロールだの、中性脂肪だの、血糖値だのの数字も高くなっているのだろう。世の中の物価も上がっているが、私の身体もインフレが加速している。
上がって嬉しいものも一つあった。10年ぐらい前は、少し目が悪くなって視力が0.7くらいまで下がっていたのだが、今日測ると1.2ぐらいにまで回復していた。老眼効果で遠くが見えるようになったのか、緑豊かな環境がよいのかわからないが、視力が上がるのはよいことだ。
バリウムを飲んでの胃のレントゲン撮影は、意外に身体を使うので驚いた。胃カメラかバリウムかを選択できるので、意気地のない私は、少しでもラクそうなバリウム撮影を選んだのだが、背もたれの板がいろんな角度に回転し、「はい、そこで身体を2回転して止まって」「もう少し右に向いてストップ」「腕でしっかり支えてこっちを向いて」と、もはや体操の時間である。最新式機械で、ありとあらゆる方向から撮影できるのだろう。精度は上がっただろうけど、これは、もっと歳をとったらキツそうだなあ。
「次、押さえて撮りますよ」というので、どうするのかと思ったら、機械から丸いグローブのような手(?)が出て、胃をぐっと、適度な力加減で押さえるのである。びっくり。そのうち、ロボットに抱っこされて撮影できるようになったりして。 |
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| ◆詩集「わたしのみっけ!」と尾崎眞吾のしごと展…8月15日日記 | ▲ |
| 自費出版の詩集『わたしのみっけ!』が完成した。2012年にすい臓がんで亡くなったますはらみずえさんが、病気が発覚して入院した頃から書き溜めていたものだ。亡くなったあとにご家族が詩をつづったノートを発見し、いつか形にしたいと考えていたという。
みずえさんは、ささやかな日常や風景、家族への愛などを明るいトーンで描いている。辛い闘病生活を送りながらも、何でもない毎日を愛おしみ、大事に生きておられたことがわかる。小学校教諭だったそうなので、県内にはかつての教え子がたくさんいるはずだ。みずえ先生を知る人たちに、この詩集の存在を教えてあげたいなあ。
歩く・生きる
肩の力を抜いて 歩こう 背筋を伸ばして 歩こう 一歩一歩踏みしめて 歩こう 前へ前へ
ウォーキングの歩き方のことなんだけど 人生の生き方と同じだね
ほら 肩の力を抜いて でも 大切なものを 見失わないように 自分の時を 生きてみよう
たまには 立ち止まってもいいよね 振り返ってみても いいよね 後戻りしても いいかな また 前に進むんだから (『わたしのみっけ!』より)
装画や、イラストカットは、長門在住の尾崎眞吾さんにお願いした。広告や絵本など、長年にわたって第一線で活躍されてきたイラストレーターだ。今回の詩集の仕事を快く引き受けてくださり、おかげ様で見た目も可愛い詩集に仕上がった。
8月20日から31日まで、山口市の赤れんがホールで「尾崎眞吾のしごと展」が開催される。『わたしのみっけ!』も最新作として展示してくださるそうだ。興味がある方はぜひ足を運んでください。 https://qr.paps.jp/aWNyR
※詩集『わたしのみっけ!』(税込1,000円)のご注文は、ご主人の増原啓次さんまでメールでどうぞ。a2v16tn9@ene.megaegg.ne.jp |
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| | 今日は広島原爆の日。原爆の投下時間には私の地区でもサイレンが鳴る。平和記念式典を中継するテレビの音声に合わせて私も黙祷した。
式典は、広島県湯崎知事の下記の言葉が印象に残った。 「このような世の中だからこそ、核抑止が益々重要だと声高に叫ぶ人達がいます。しかし本当にそうなのでしょうか。確かに、戦争をできるだけ防ぐために抑止の概念は必要かもしれません。一方で、歴史が証明するように、ペロポネソス戦争以来古代ギリシャの昔から、力の均衡による抑止は繰り返し破られてきました。なぜなら、抑止とは、あくまで頭の中で構成された概念又は心理、つまりフィクションであり、万有 引力の法則のような普遍の物理的真理ではないからです。
自信過剰な指導者の出現、突出したエゴ、高揚した民衆の圧力。あるいは誤解や錯誤により抑止は破られてきました。我が国も、力の均衡では圧倒的に不利と知りながらも、自ら太平洋戦争の端緒を切ったように、人間は必ずしも抑止論、特に核抑止論が前提とする合理的判断が常に働くとは限らないことを、身を以て示しています。 実際、核抑止も 80 年間無事に守られたわけではなく、核兵器使用手続の意図的な逸脱や核ミサイル発射拒否などにより、破綻寸前だった事例も歴史に記録されています」
私は核兵器は全廃すべきだと思っているけれど、「では、いま核を持っている独裁国家に対して、どうやって自国を防衛するのか」という問いに対して、いつももやもやした気分になる。でも、抑止は「万有引力の法則のような普遍の物理的心理ではない」というのは、まさしくその通り。「核抑止論が前提とする合理的判断が常に働くとは限らない」というのも、国際ルールがどこかに行ってしまったような今の時代、実感としてよくわかる。
世界の中で圧倒的多数は、核兵器を持たない国なんだから、核兵器禁止条約がもっと広がるといいなと思う。被爆国の日本が、アメリカの「核の傘」の下にいるからと、条約に批准しないのももどかしい。中国、北朝鮮、ロシアなど核を持っている国と、二国間で「日本にある米軍基地からの攻撃も含めて、お互いに核攻撃はしない」という約束をしてから、核兵器禁止条約に批准するとか、できないものかしら。
……と、ブツブツ言うだけでは仕方ないので、「『核兵器禁止条約』の早期締結を求める署名」に署名することにした。
https://www.mayorsforpeace.org/ja/vision/initiative/petition/
8月1日時点で、328万6435名だというから、私の署名で、少なくとも328万6436名の声が集まったはずだ。世界が少しでも核廃絶の道に進みますように。 |
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