真夜中の虹

真夜中の虹(page 234/280)[真夜中の虹]

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概要:
234しかし点滴の効果はなく、熱は三九度三分になった。腰痛、怠さ、吐き気に加え、もの凄い悪寒。またまたSクリニックへ行くと、うちのクリニックじゃ処置しきれな....

234しかし点滴の効果はなく、熱は三九度三分になった。腰痛、怠さ、吐き気に加え、もの凄い悪寒。またまたSクリニックへ行くと、うちのクリニックじゃ処置しきれないと言われ、仕方がないので、フラフラになりながらタクシーをつかまえ、お茶の水の順天堂大学病院へ向かった。着くなりすぐに採血、レントゲン。結果が出るまでベッドで横になりながら点滴を受けていると、いきなり坐薬を突っ込まれた。一時間後、医師が来た。とにかく炎症の反応の数値が高く、かなりの脱水症状を起こしているという。点滴を三本追加。時間にして六時間。終わったときは深夜の一時を回っていた。このまま入院してはいけないかと聞くと、一泊三十万円の部屋しか空いてないと言われ、しぶしぶ帰る。しかし、熱は下がらずとうとう四十度になった。自分で坐薬をつっこみ、薬が効いているうちに電車で順天堂へ。採血、レントゲンを取った段階で、