真夜中の虹(page 126/280)[真夜中の虹]
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概要:
126ていた。そんな生活を続けていたある日、事務所から電話が入った。それは、念願の映画の仕事だった。※追記こ....
126ていた。そんな生活を続けていたある日、事務所から電話が入った。それは、念願の映画の仕事だった。※追記このどうしようもない不安定な心持ちは、四十歳を過ぎたいまになっても、度々やってくる。やっかいなものだけれど、うまく付き合っていくしかない。三浦さんのマネージャーだった中村さんは、その後三浦さんの元を離れ、私の所属する事務所に入り、私のマネージャーになった。それから紆余曲折あって、彼は独立し、私も一緒に付いていくことになり、現在に至っている。彼とはもう三〇年近くの付き合いになる。どうやら不思議な「縁」は中村と繋がっていたようだ。